スタートレック・ヴォイジャー:S4第1話「生命体8472・後編」あらすじや感想など
シーズン4 第1話(通算69話)「生命体8472・後編」”Scorpion, Part II”のあらすじ
ジェインウェイとボーグとの交渉は成功し、共同で生命体8472に対抗するための兵器開発を進めることになった。
ドクターの治療のおかげでキムは快方に向かい始めるが、一方でケスは生命体8472のテレパシーの影響を強く受け始める。
作業を効率的に進めるためにジェインウェイは対話の代表者を決めるよう要求する。
選ばれたのはセブン・オブ・ナイン、彼女は18年前に同化された地球人だった。
テレパシーでケスの記憶を探った生命体8472は新兵器の存在に気づき、キューブとヴォイジャーを襲撃してくる。
キューブを犠牲にしてバイオシップを撃退したセブンは、ヴォイジャーに移動して兵器開発を続行する。だが脱出の際にジェインウェイは重傷を負ってしまう。
意識不明の艦長に代わり、指揮はチャコティが引き継ぐ。
セブンは兵器開発を進めるためボーグ領域の中心へ向かうよう要求するが、チャコティはこれを拒否して同盟関係の破棄を決める。
しかしセブンはこれに逆らい、ディフレクターを調整して艦を異次元にある生命体8472の領域に移動させてしまう。チャコティは艦内のボーグを全て排出しようとしたが、セブンだけは艦内に残ってしまった。
セブンが異次元への移動方法を知っていたことをチャコティは疑問に思う。
実は生命体8472は向こうから侵略に来たのではなく、ボーグの方が侵略しようとして反撃を受け、こちらの宇宙に招き入れてしまったのだ。
意識を回復し再び指揮とったジェインウェイは、勝手な行動をとったチャコティを謹慎させ同盟を復活させると、生命体8472との対決に臨む。
試作弾頭は上手く機能し、バイオシップの撃破に成功する。この戦果により、デルタ宇宙域に侵入していたバイオシップは撤退を開始した。
集合体とのリンクでそれを確認したセブンは同盟を破棄し、ヴォイジャーを同化しようとする。
だがこれを予期して待機していたチャコティはニューロトランシーバーでリンクに干渉し、セブンを集合体から切り離すことに成功する。
ジェインウェイはセブンを人間として仲間に迎え入れることにするのだった。
補足情報や感想など
- さあついにセブン・オブ・ナインが登場です。スタートレック:ピカードにも登場することになる大人気のキャラクターですよー
- 「ファーストコンタクト」を経過した後のエピソードだけに、おそらくセブン達に指示を出してるクイーンがどこかにいるんだろうなぁと想像してしまいますね
- 部分的にボーグ用に改造されたヴォイジャー艦内の様子も「ファーストコンタクト」を思い出させます
- チャコティの反対意見を押し切って自分の意見を通すジェインウェイがおっかないですねー
- セブンの本名のアニカという名称はこの回でもう出てたんですね
- この前後編ではとにかく独善的なジェインウェイの姿が印象に残ります。でもこのくらい強引でないと乗り切れないほどの危機の上で綱渡りをしているのも事実なんですよねぇ
- とはいえ、チャコティの存在がジェインウェイの対立位置として大変上手く機能していて、物語を引き締めていると思います
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