宇宙大作戦:S3第23話「タイムマシンの危機」あらすじや感想など
シーズン3 第23話(通算78話)「タイムマシンの危機」”All Our Yesterdays”のあらすじ
恒星ベータ・ニオベは新星化が目前に迫っていた。
この超新星爆発で壊滅しようとしている惑星サプレイドンの救援にやってきたエンタープライズだったが、住人はすでに避難したあとだった。
惑星のライブラリにはエトスという人物が一人だけ残っていた。彼は早く行き先の時代を決めろとせかしてくる。アタバクロンという装置がその重要な鍵であるらしい。
突如、女性の悲鳴を聞きつけたカークはゲートをくぐるが、中世ヨーロッパのような世界に飛ばされる。カークを追ったスポックとマッコイは氷河期に飛ばされてしまう。
スポックはアタバクロンが一種のタイムマシンだったと気づく。住人達は皆それぞれの好みの時代に避難したのだ。
カークは犯罪者として逮捕され、一方のスポック達はザラベスという女性に助けられる。彼女によると一度時の門をくぐると二度と戻れないという。だがカーク達は時間旅行のための調整を受けていなかったため、逆に行き先の時代に居続ければ死んでしまうと分かる。
カークは現地で出会った未来人の協力でライブラリに戻る。星の壊滅が迫る中、カークはエトスを協力させスポックとマッコイを救出。エトスはいずこかの時代へ去り、エンタープライズは最大ワープで超新星爆発から逃れるのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第76話にあたるエピソードです
- サブタイトルが盛大にネタバレといういつものパターンですね。
- スポックが女性に一目惚れして感情を現していくのがわりとじっくり描かれるのがビックリです
- スポックは5000年前に時間移動したことで先祖返りをしたとのこと。5000年前だとバルカンがロミュランと分化するよりも遙かに前ですので、この時代のバルカン人が感情的なのは頷けます
- スポックは過去に残りたかったでしょうが、そうするとマッコイを助けられないというあたりの葛藤がうまいですね
- でもザラベスを未来に連れてきても、マッコイなら死なずにすむように細胞を処置できそうな気はしますけどね
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