宇宙大作戦:S2第6話「宇宙の巨大怪獣」あらすじや感想など
シーズン2 第6話(通算35話)「宇宙の巨大怪獣」”The Doomsday Machine”のあらすじ
U.S.S.コンステレーション号からの救難信号を受けてL370太陽系にやって来たエンタープライズは、この太陽系の惑星が全て破壊されていることを発見する。
近隣のL374太陽系も状況は同じだったが、そこで大破したU.S.S.コンステレーション号を発見する。
船内を調査したカーク達は、船長のマット・デッカー准将を医務室に収容する。彼が唯一の生存者だった。
デッカー船長によると、他のクルーは第三惑星に避難していて星ごと破壊されたという。転送機が故障し、デッカー船長は救助も出来ず仲間の死を見ていることしか出来なかったというのだ……
敵の正体は不明だったが、スポックの分析では、惑星を破壊し燃料として取り込む自動機械のようなものと推測された。航跡を分析すると、どうやら他の銀河系から送り込まれた物らしい。
エンタープライズの前に ”惑星の殺し屋”が姿を現した。
攻撃を受けたエンタープライズは転送装置と通信装置が故障したため、カーク達を収用しないまま一時離脱する。
カーク達はコンステレーション号に取り残されたまま漂流する羽目になったため、急ぎチャーリーはエンジンの修理を、カークとウィッシュバーンはビュースクリーンの修理を始める。
惑星の殺し屋は次の目的地としてライジェル星系へ向かおうとしていた。
スポックはカークとの合流を優先しようとするが、デッカー准将は徹底抗戦を主張する。准将は軍規を盾にエンタープライズの指揮権を握り、攻撃態勢に入る。
エンタープライズの攻撃は全く効果が無く、意固地になったデッカーのために船は絶体絶命に陥るが、カークが応急修理をしたコンステレーション号で攻撃したおかげで何とか脱出する。
通信が回復し、カークの指示でスポックはデッカーを解任するが、デッカーは保安員を倒してシャトルを強奪。単独で敵に向かい飲み込まれて死んでしまう。だがシャトルの爆発は敵に若干のダメージを与えていた。
それを見たカークはコンステレーション号を爆弾にして飲み込ませる作戦を計画する。
作戦は成功し”惑星の殺し屋”はついに破壊されるのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第35話にあたるエピソードです
- U.S.S.コンステレーションの認識番号はNCC-1974
- ライジェル星系はよく名前が出てくる人口の多い星系です。
- 無謀で理性を欠いた上司がいると大変ですね……
- 敵の外装はニュートロニュームで覆われていて傷付けるのは不可能、とありましたが、この無敵の素材は今後のシリーズで割とちょくちょく出てきます
- チャーリーが「あんな気まぐれな転送装置に命を預けるのは危険です!」って言ってますが、いつものことじゃないですかぁ(苦笑)
目次ページはこちら