宇宙大作戦:S1第25話「地底怪獣ホルタ」あらすじや感想など
シーズン1 第25話「地底怪獣ホルタ」”The Devil in the Dark”のあらすじ
ジェナス6号星のペルジューム鉱山では、謎の怪物が作業員を襲う事件が多発していた。すでに50人以上が犠牲になっている。
エンタープライズは調査のためにこの星にやって来る。
調査開始まもなく怪物のために原子炉の循環ポンプが奪われ、惑星が放射能に汚染される危機が起こる。チャーリーが臨時のポンプを作るが、長持ちは出来そうもない。
スポックは怪物が知性を持ち意図的にポンプを狙ったと考え、怪物が炭素系生物ではなくケイ素系生物だとの仮説を元に戦略を立てる。ケイ素系生物とすれば通常のフェイザーが通じないのも納得できた。
またスポックは最近大量に発見されたというケイ素の球が気になっていた。
坑道を調査していたカーク達は怪物に遭遇し、上陸班にも犠牲者が出る。
カークは怪物を殺すことを決定するが、スポックは保護を進言する。
カークとスポックは地下深くで怪物に遭遇する。
スポックが精神融合を試したことで、怪物との意思疎通が可能になる。
怪物の示す場所へ進むと、そこには破壊されたケイ素の球が無数に積まれていた。球は怪物の卵だったのだ。
カーク達は循環ポンプをとりもどし、怪物が平和的な種族であることを知る。
また怪物は重傷を負っていたが、ドクターマッコイの機転により治療に成功し命を取り留める。
カークの提案で、人類とホルタとの間に条約が結ばれる。ホルタが掘った穴を人間が利用し鉱物資源を得るかわり、人間はそれ以上干渉はしないことになる。
その後、鉱夫達とホルタは良好な関係を築くことになった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第20話にあたるエピソードです
- ホルタは5万年ごとに1頭だけ残して死に、その残った1頭が卵を産み育てるとのこと。そんな生態でよく生き延びられてきたものだと思いますが、5万年毎というタイムスケールが人間とは違いすぎました。思考速度も相当違いそうですしスポックはよく意思疎通が出来ましたね
- ケイ素系生物というアイデアは古くからSFでは度々見られますね。名作「ガメラ2」でガメラを苦しめたレギオンもケイ素系生物でした
- 医者と石屋が最高です
- 今回は名も無き上陸班員が1名犠牲になります
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