新スタートレック:S7第17話「多重人格アンドロイド」あらすじや感想など
シーズン7 第17話(通算169話)「多重人格アンドロイド」”Masks”のあらすじ
1156星域で謎の彗星に遭遇する。測定によるとそれは8700万年前から漂流しているものらしかった。
彗星をスキャンした直後からエンタープライズ内では不可解な現象が起こり始める。彗星の外郭を溶かしてみたところ、内部には太古の情報保管施設が隠されていた。
データは自分のシステムに異常を感じていたが、やがて何者かに意識を乗っ取られてしまう。
その意識はイハトと名乗る。イハトはマサカという存在から逃げていたらしいのだが、ディアナの姿がマサカにそっくりらしく、イハトはひざまずく。
データを分析したところ、いくつもの人格の複製が陽電子脳内に構築されつつあった。多数の人格の話を総合すると、マサカというのは女王であり人々はマサカを恐れていたらしい。
艦内の物質が次々と別のものに変異させられていき、ジャングルや沼地が現れ始め、推進システムも武器システムも使えなくなってしまう。
事態を打開するためピカードはマサカと直接対面することにする。
イハト達から得た情報を元にマサカの神殿を作ると、データの中にマサカの人格が現れる。ピカードは断片的に得たコルガノという存在の情報を使い、マサカの天敵を演じる。
マサカはコルガノに追い出され、乗っ取られかけていたエンタープライズは元に戻る。
異星人の物質変換プログラムはジョーディによって無効化され、事後の調査は艦隊の考古学チームに引き継がれることになるのだった。
補足情報や感想など
- 太古の文明に艦そのものを乗っ取られるというお話ですが、なんとも妙ちくりんなエピソードです
- SF的な話でも無いし、科学的裏付けがあるようなエピソードでもありません。ただただ「よくわからない」お話でした
- だいたい長期シリーズというのは終わりの頃になると、こういう変な話が出てくるものです。今回はそういった話の典型という感じがします
- ピカードが豊富な考古学知識を元に推論をしていく部分は割と面白いので、そっちをメインにしたシナリオにした方が良かったんじゃなかろうか
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