新スタートレック:S7第1話「ボーグ変質の謎・後編」あらすじや感想など
シーズン7 第1話(通算153話)「ボーグ変質の謎・後編」”Descent, Part II”のあらすじ
かつてエンタープライズがヒュー(ブルー)を集合体に帰した影響で、他のボーグにも自我に目覚める者が発生し始めていた。
ローアは混乱している彼らに目を付け、彼らを統率し支配しているらしい。データも完全に操られており、ピカード達の言葉に耳を貸そうとはしなかった。
一方、軌道上にもボーグ艦が迫り、ビバリーが指揮するエンタープライズは上陸班47名を惑星に残したまま撤退を強いられる。隙を突いてさらに41名を救出したものの、ボーグ艦の追跡を振り切れない。
ビバリーは超フェイズシールドを使って恒星のコロナ内に身を隠す。シールドの限界が迫る中、新任士官のテイト少尉の活躍によりボーグ艦の撃退に成功、艦は危機を脱する。
ライカーとウォーフはピカード達が捕らえられている建物の様子をうかがっていたが、ボーグに発見され捕らえられてしまう。しかしそのボーグはローアではなくヒューが率いる集団だった。ライカー達はヒューの協力で建物への侵入を図る。
建物内ではジョーディが人体実験を施され、このままでは命が危ない状況に陥る。
ピカード達はボーグからもぎ取ったインターリンクを改造し、ケディオンパルス発信器によってデータの倫理プログラムを再起動させる。
善悪の判断を取り戻したデータはローアに逆らいはじめる。そこにライカー達が乱入してくる。
混戦になる中ローアは逃亡を図るが、データはこれを打ち倒し機能停止させる。
ローアは分解処分されることになったが、感情チップだけはジョーディが預かることにする。いつの日かデータに感情を受け入れる準備が整うその日まで……
補足情報や感想など
- 前回ヒュー(ブルー)が登場したのはシーズン5第23話「ボーグ”ナンバー・スリー」です
- 超フェイズシールドが早速役に立ちましたよ!!(シーズン6第22話「新亜空間テクノロジー超フェイズシールド」で登場したばかりの技術です)
- 今回超フェイズシールドを起動したバーナビー大尉と、以前超フェイズシールドの技術を盗もうとしたジョブリル博士、この両方を演じているのが同じ役者さんというのは皮肉が効きすぎですね
- それにしても強敵感がなくなってしまった烏合の衆状態のボーグには全然魅力がありませんねぇ
- ヒューは今回ほんのちょい役でエンタープライズと別れた後どうなったかもこの話では描かれませんが、後々の「スタートレック:ピカード」にて連邦の市民になったことが描かれます
- エモーションチップについては劇場版「ジェネレーションズ」にて取り付けることになります
- ローアは登場するたび嫌なやつだなーと思わされますが、今回で分解されましたので出番終了です
- TNGでのボーグ出演もこれで終了ですね。意外と登場回数少なかったんですね。次は劇場版「ファーストコンタクト」になります。あの映画は傑作です
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