新スタートレック:S6第1話「タイム・スリップ・エイリアン・後編」あらすじや感想など
シーズン6 第1話(通算127話)「タイム・スリップ・エイリアン・後編」”Time’s Arrow, Part II”のあらすじ
データとガイナンの話を立ち聞きしていたのはサム・クレメンズだった。彼のペンネームは ”マーク・トウェイン” という。
クレメンズはデータが未来からの侵略者だと思い込んでいた。
一方、この時代にやってきたピカード達は、コレラで死んだ人々の遺体の中に神経エネルギーを奪われた者がいることを発見する。どうやらエイリアンは、疫病で大勢の死者が出る時代に紛れ込んで、生命エネルギーを採取しているらしい。
病院でエイリアンに遭遇したピカード達は残念ながら彼らを逃がしてしまうが、時間の歪みを感知してやってきたデータとの合流に成功する。
エイリアンは郊外の洞窟をデビディア星の洞窟と繋いでタイムゲートにしていることが判明する。ピカード達は未来に戻って洞窟を爆破することにするが、そこにクレメンズが現れる。
クレメンズはピカード達を警察に突きだそうとするが、エイリアン達が現れて強引に時間ゲートを作動させたことでデータは頭部を吹き飛ばされてしまう。
ライカー達はゲートをくぐって未来へ戻り、クレメンズも未来へ行ってしまうが、ピカードだけは過去に取り残されてしまう。クレメンズは人類の未来を知って驚嘆する。
ジョーディは頭を失ったデータの体に発掘された頭を取り付けて復旧させ、ピカードからのメッセージを受け取る。
クレメンズは過去へと戻され、ピカードも未来に帰還、洞窟は爆破されて時間移動もできなくなった。
ピカードはバーラウンジへと足を運び、ガイナンとの友情を越えた絆を確かめるのだった。
補足情報や感想など
- ピカード達が過去に紛れ込むのに ”シェークスピアを公演するピカード一座” を装うのはシャレが効いてますね。パトリック・スチュワート氏の本業じゃないですか(苦笑)
- マーク・トウェインが状況をかき回したり、ホテルマンが若き日のジャック・ロンドンだったというのがポイントですね
- 私のことを知りたければ本を読んでくれればよく分かる、というクレメンズの言葉がいかにも作家らしいと思います
- 古典的ナース姿のビバリーが結構可愛いですね(苦笑)
- データの頭に情報を残しておくピカードが冴えてますねぇ
- いろんな伏線がひとつにつながっていく終盤は、時間ものの醍醐味を存分に味わえます
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