新スタートレック:S4第7話「勇者の名の下に」あらすじや感想など
シーズン4 第7話(通算81話)「勇者の名の下に」”Reunion”のあらすじ
調査活動中のエンタープライズの前に突然クリンゴン艦が現れ、ケーラ連邦大使が訪ねてくる。ケーラはアレキサンダーという子供を連れていた。
ケーラによるとクリンゴン帝国は内戦の危機にあるという。
評議会総裁のクンペックが病床につき、2つの派閥による争いを押さえられなくなっているらしい。2つの派閥の代表、ガウロンとデュラスのいずれかがクンペックに毒を盛ったのだ。
クンペックはピカードにある依頼をする。暗殺者を突き止め、次期総裁には正しい者を選択して欲しいというのだ。最初は辞退するピカードだったが、この宇宙域全体の平和に関わる事態のため依頼を承諾する。
まもなくクンペックは死去し、2人の代表者がやってくる。
まずクンペックの死を確認する儀式が行われるが、その最中に爆破テロが起こり死亡者まで出てしまう。
ピカードは真相を突き止めるため、わざと古い儀式を採用して時間を稼ぐことにする。そして綿密な調査の結果、テロに使われた爆弾にロミュランの技術が使われていた証拠を見つけ出す。
この爆破はデュラスの部下による自爆テロだったのだ。さらにデュラスによってケーラ大使が暗殺されるに至って、ウォーフの怒りは爆発する。
ウォーフはデュラスに決闘を挑み、死闘の末にデュラスを打ち倒す。この結果、ガウロンが次期指導者に確定した。
ウォーフはアレキサンダーに自分が父親であることを明かすと、地球の育ての親にアレキサンダーを託すことにするのだった。
補足情報や感想など
- ケーラは地球人とクリンゴン人のハーフ。シーズン2第20話「愛の使者」で一度登場しています。ウォーフの昔の彼女です。こんなにあっさり死んでしまうとは……
- 当然ながら、今回はシーズン3第17話「汚名 クリンゴン戦士として」とも密接な関連のあるお話です。と言うか直接的な続きですね
- ウォーフとケーラの息子が登場しました。仕込みは前回の登場時ということになりますが、クリンゴン人は成長早いですねー
- バトラフが画面に登場するのは今回が初めてですね
- 自分の不名誉を息子に及ばせないために頑なに父親と名乗ることを拒否していたウォーフが、最後に自分が父親だと語るシーンが印象的です
- デュラスは亡き者になりましたが、ウォーフの名誉は回復されないままなので、まだこの件についてはモヤモヤとした感じが残ります。全てが解決されるのはもう少し後のエピソードを待たねばなりません(というかウォーフの物語はDS9まで引っ張りますからね)
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