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02.新スタートレック(TNG)

新スタートレック:S4第21話「疑惑」あらすじや感想など

投稿日:2021年6月3日 更新日:

シーズン4 第21話(通算95話)「疑惑」”The Drumhead”のあらすじ

科学交流でやってきたクリンゴンの宇宙生物学者、ジダン中尉にはスパイ容疑かかかっていた。ロミュランへの情報流出とワープエンジンへの破壊工作が行われたのだ。

調査のためサティー退役提督がやってくる。既に一線を退いた身であったがその手腕は高く評価されていた。

ウォーフの見つけた証拠で情報流出がジダン中尉の仕業ということは判明するが、エンジン破壊の犯人は別にいるようだった。

ビバリーの助手で医療技術士のターセスに疑いがかかる。サティー提督の助手でベタゾイドのサビンは彼が何かを隠しているのをテレパシーで感知する。

しかしピカードは証拠もないうちからターセスを犯人扱いすることには反対だった。

ジョーディとデータの分析でエンジンの爆発が単なる事故だったことが判明する。

だがサティー提督は公聴会を行いターセスを追い詰めようとする。実は彼が隠していたのは祖父がロミュラン人だということだったのだ。

最初からターセスをスパイと決めつけ、魔女狩りのごとき行動に出る提督やウォーフにピカードは危機感を覚える。

提督は自分が正義と信じて権力を行使し始め、ピカードに対してまでスパイ容疑をかけて攻撃してくる。

だがピカードは公聴会で、サティー提督の父親アーロン判事の言葉を引用して自由について語る。提督はそれに逆上してピカードをなじり、冷静さを失っていることを自らあらわにしてしまう。

調査は打ち切られることになるが、ピカードやウォーフの気持ちは晴れなかった。

補足情報や感想など

  • 犯罪者の疑いがかかった人間をどう扱うかというのは現代社会でも大きなテーマですが、そこからファシズムにも踏み込んでいきます。結構重いテーマです
  • 最初からターセスを犯人扱いして公聴会を進めようとするサティーとサビンの石頭ぶりもそうですが、それに同調して暴走するウォーフの危うさが怖いですね
  • 先日のボーグの襲来での被害者数が1万1000人と語られました。これをピカードを追求するネタに使ってくるサティーが陰険ですねー
  • それはともかくエンジン爆発が単なる事故だったっていうのは色々問題では。スパイだけじゃなくメンテナンスの不備も追求しようよ。かなりヤバいだろアレ(苦笑)

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