新スタートレック:S3第1話「進化の刻印」あらすじや感想など
シーズン3 第1話(通算49話)「進化の刻印」”Evolution”のあらすじ
エンタープライズはカビス・アルファ星域へ天体調査にやってくる。この調査には高名な科学者のポール・スタッブス博士も同行していた。
196年に一度という天体ショーを観測するのが目的だったが、エンタープライズは突然の制御不良を起こし始める。
どうやらウェスリーが課題で持ち出していた医療用のナノロボットを逃がしてしまったのが原因らしかった。ウェスリーが施した実験のためにかなりの進化を遂げており、既に独自の知性と言える存在になっていた。
実験が滞ることに怒ったスタッブス博士がナノロボットの一部を除去したため、生存を脅かされたロボット達はより敵対的になってしまう。そしてついにはスタッブス博士に直接攻撃をしてくる。
しかしデータがロボットとのコンタクトに成功し、相互に和解が成立する。
ロボット達はエンタープライズから退去し、カビス・アルファ4号星に移住することになった。
コンピューターも正常に戻り、観測は無事成功するのだった。
補足情報や感想など
- マイケル・ピラー氏が脚本に加わりました。ピラー氏は今後シリーズで多くの脚本を手がけられます
- ドクターポラスキーが退場してドクタークラッシャーが復帰です。ちょっと残念
- ハンプティ・ダンプティとはマザーグースに出てくる卵のお化けですね。
- スタッブス博士とウェスリーを対比する構成でしたが、スタッブス博士の身勝手さが悪目立ちしてしまっていて、上手く機能していなかったように思います。ウェスリーはウェスリーで優等生過ぎるし
- 他の知性を尊重するのはスタートレックの根幹的思想ではありますが、今回はちょっとロボットを知性体として尊重しすぎな印象です。でも最後は話し合いで解決するのはスタートレックらしいです
- ウェスリーのミスについて何のおとがめもないのはちょっと納得いかないなぁ。明らかなミスの時は本人のためにも何らかのペナルティを与える方がいいと思う。ウェスリーの性格ならなおさら
目次ページはこちら