新スタートレック:S1第26話「突然の訪問者」あらすじや感想など
シーズン1 第26話「突然の訪問者」”The Neutral Zone”のあらすじ
ピカード艦長が会議で不在の中、エンタープライズは古い探査船を発見する。それは20世紀の地球で作られた物だった。
興味を持ったデータが調査を行ったところ中には複数の冷凍睡眠カプセルがあった。殆どの中身は既に死んでいたものの3人の生存者を収用する。蘇生した3人は、あまりに未来に来てしまったことに戸惑いを隠せなかった。
帰還したピカード艦長は中立地帯へと進路を指示する。ロミュランに不穏な動きがあるようなのだ。既に中立地帯周辺の基地との連絡は途絶えていた。
デルタ05基地に到着したエンタープライズだったが、基地は既に跡形もなかった。判明したのは大変強力な兵器による攻撃があったということだけだった。
警戒態勢に入ったエンタープライズの前に、遮蔽を解いてロミュラン・ウォーバードが現れる。
ロミュランのテボック司令官によるとロミュラン側でも同様に基地の破壊が起きているという。それほどの攻撃力を持つ兵器は連邦にもロミュランにもなかった。
ピカードの提案でロミュランとは一時的に協力関係を結ぶことになるが、彼らは再び連邦と対峙することを明言するのだった。
補足情報や感想など
- 古い地球の船を拾うというのは「宇宙大作戦」時代からの伝統的パターンですね。カーンみたいなやっかいな奴を拾ってしまったこともありますが
- 冷凍カプセルは死体保存用だったとのこと。病気で死んだ人を冷凍保存して未来で治してもらおうというやつですね。現実ではサッパリ聞かなくなりましたが、まだやっている人たちはいるそうです
- ロミュランは50年も姿を見せていなかったと言っていましたが、この辺は若干の矛盾がありますね(14話で一度接触を匂わせています)
- ウォーフを見て気絶するとは失礼ですね(苦笑)
- ロミュラン・ウォーバードはやはりカッコイイですね! エンタープライズよりも巨大で強力な艦というのがやばいです。我々は帰ってきたという台詞も印象的で、初見の時はかなりワクワクしました
- 基地破壊の原因は判明しないまま終わりますが、実はこれはボーグの仕業だったということが後々判明します
- 拾った3人はあまりストーリーには影響しませんでしたが、彼らと対比することで、この時代の人類の立場や考え方を明確にするという役割でしたね。シーズン1の締めにふさわしい内容でした
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