シーズン1 第17話「死に急ぐ惑星アルデア」”When the Bough Breaks”のあらすじ
エンタープライズはイプシロン・マイノス恒星系で伝説の惑星と呼ばれるアルデアを発見する。その星は高度な遮蔽装置で隠されていたが、突如エンタープライズの前に姿を現したのだ。
彼らはエンタープライズとの交渉を望んでいた。
彼らの希望は子供だった。この星では長い間子供が生まれておらず、文明を受け継ぐ者を必要としていたのだ。
ライカーが申し出を拒否すると、アルデア人は艦内から特に才能のある子供7人を奪い去っていく。7人の中にはウェスリーも含まれていた。
ピカードはなんとか時間を稼いで打開策を探ろうとするが、アルデアの科学力は圧倒的でエンタープライズは歯が立たなかった。
さらわれたウェスリーは、他の子供達と共にハンガーストライキでアルデア人への抗議を始める。
一方ドクタークラッシャーはこの星の不妊の原因が放射線にあることを突き止める。星の遮蔽装置がオゾン層を破壊していたのだ。
アルデア人達は”管理長”と呼ばれる星のコンピューターに依存するあまり、その仕組みを忘れメンテナンスも怠っていた。その隙を突いてライカーとラフォージが上陸しコンピューターを掌握する。
ドクターの治療でアルデア人達も健康を回復し始める。
ピカードはアルデアが健全な社会を取り戻すために、惑星連邦が協力することを約束するのだった。
補足情報や感想など
- 小学校低学年くらいの子供が微積分習ってるんですね
- 子供を中心としたストーリーです。TOSだと子供の出てくる話は大体ストレスがたまるのですが、こちらはとても微笑ましいですね
- たった7人奪った程度で星の文明崩壊が止められるとは思いませんが……
- 子供が苦手なピカード艦長のぎこちなさが楽しいです。でも苦手とはいえ、ちょっとしたやりとりや仕草に艦長の優しさが伝わってくるのが良いですね
- 一方で、理不尽な要求に対して決して屈しなかったり、ちょっとしたハッタリを仕掛ける頭の回転の速さとか、ピカード艦長の有能さもよく出ていました
- ハンストを仕掛けるウェスリーなんてのも冴えてますね。母親と連携して瞬時に情報収集を始めたりとか、TNGはメインクルーが皆優秀で頼もしいです
- トリブルをペットにしていましたね。とすれば、おそらく昔マッコイが改良した繁殖力を抑えた品種でしょう
- 子供達のシーンにチラッと登場する黒人のポニーテールの女の子がいますが、これがローワーデッキのマリナーではないかという説があるそうです(コメント参照)
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返信ありがとうございます。
後、連れ去られた子たちの内の2人はウェスリー役のウィル・ウィトンの妹らしいですね!
スタッフの身内や友人にエキストラを頼んだという話は結構多いようです
この頃のTNGは予算もかなり厳しかったそうですし(苦笑)
こんにちは。
連れ去られるシーンのところで、連れ去られなかった方の子供たちの中にいた黒人の少女はベケット・マリナーではないか?という検証動画がありますね!
↓
https://youtu.be/cpGIzX3MBzw
連れ去られた子供たちの中の水色のワンピースの女の子は、VOYAGERのシーズン5の24話でジェンキンスという役で出演していた事はご存じだったでしょうか?
マジですか!?
動画見てみましたが確かによく似てますね
年齢的にも丁度このくらいでしょうし、この時期にエンタープライズに居たならライカーと顔見知りなのも納得です。
しかし皆さんよく見つけてくるものですねぇ(苦笑)
マリナーはドミニオン戦争時にDS9に居たっぽいので、その辺を頑張って探している方もいそうですね。
ジェンキンス役の方については存じませんでした。
今確認してみましたが、美人さんに成長していらっしゃいますね。「叛乱」の方にも出演されていらっしゃるとか。
男の子役は大きくなると割と普通のオッサンになってしまうことが多いので(誰とは言わんが)
綺麗に成長して活躍されているというのは視聴者としても嬉しいものですね。