新スタートレック:S1第11話「夢の人」あらすじや感想など
シーズン1 第11話「夢の人」”Haven”のあらすじ
惑星ベータ・カシウスはヘイブンと呼ばれる安息所が有名な星だった。エンタープライズはしばしの休暇に訪れる。
そこにディアナの母ラクサナから婚約者を連れてくるとの連絡が入る。婚約は破棄されたものと思っていたディアナは戸惑うが、婚約相手のワイアットと両親のミラー夫妻は穏やかな良い人たちだった。
しかしラクサナはこの婚約には不本意だった。そして相手のワイアットにも心に思い描いていた理想の女性がおり、その思いから離れられずにいた。
一方、惑星の上空に絶滅したと思われていたタレラ人の船が現れる。タレラ人は細菌戦争の末自滅し、その細菌を他の星にも持ち込んだため忌み嫌われていた。
タレラ船には8人の生存者がおり、その中にはワイアットが夢で出合った女性が乗っていた。その女性アリアナもまたワイアットのことを夢の中で知っていた。だがタレラ人達はやはり細菌に感染しているという。
ワイアットは自分の医学知識を彼らの治療のために役立てることを決意し、無断でタレラ船に転送してしまう。アリアナはこうなることが分かっており、彼を暖かく迎え入れる。タレラ船は惑星の軌道を離れ、ディアナの婚約も破棄された。
ラクサナはこの結果に満足し、エンタープライズを去るのだった。
補足情報や感想など
- 転送室にいた名も無き技術部員の日本語吹き替えを辻新八さん(オブライエンの担当声優)があてているので、一瞬オブライエンかと勘違いしてしまいました
- ラクサナは非常に強烈なキャラクターでとても楽しいです。あのチャペル看護婦がこんなおばさんになってしまいました(苦笑)ピカード艦長もまるで歯が立たないパワフルな女性です
- ラクサナはベタゾイド第5王室の娘で聖杯の保有者という大層な肩書きを持っています
- ラクサナとミラー婦人の間で繰り広げられるおばさん対立がたいへん騒がしいです(笑)その下品な喧嘩を「興味深い」と楽しむデータも実に愉快です
- ラクサナの付き人ミスター・ホムが良いキャラをしていますね。オチの付け方も上手いなぁ
- 想像していた理想の相手が現実に現れるという、まあファンタジーなお話でした。ラクサナが印象強すぎで全部持って行ってしまいましたが(苦笑)
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