【AOS】シーズン7最終回「戦う理由」あらすじと情報整理と感想※ネタバレあり【エージェント・オブ・シールド】
(以下、ネタバレ全開です)
シーズン7 第13話「戦う理由」のあらすじ
フィッツの計画は、この改変された時間軸で皆に勝利の鍵を手に入れてもらい、そして元の世界に連れ帰ることだった。
その鍵とはコーラだった。
だがコールソンはクロニクムに侵略されているこの世界を見捨てることは出来なかった。
クロニコム艦隊も道連れにしてジャンプするためには、誰かがこちらの世界に残って操作する必要があり、ディークがその役を引き受ける。
作戦は成功し、ゼファーはクロニコム艦隊を引き連れて元の世界の元の時間に戻ってくる。
クロニコムがこの時代のゼファーに気をとられている隙にデイジーたちはクロニコム母艦に侵入。コーラを助け出すが、ナサニエルが立ちはだかる。
コールソンは全てのハンターがライトハウスに集結するように仕組み、コーラの力を使ってそれを無力化する。
デイジーはクロニコム艦隊を道連れに自爆し、艦隊も消滅して、戦いは終わる……
そして1年後
久々に皆が集合し、近況を語り合う。
それぞれ違う道を進む彼らだったが、おのおのが戦う信念と、家族の絆は変わらないことを確認するのだった。
情報を整理してみる
- フィッツはかなりの数のシミュレーションを行った結果、今回の作戦が唯一の勝利パターンだと判断したとのこと。「エンドゲーム」のドクターストレンジを思い出しますね
- フィッツの装置 ”量子ブリッジ” は、量子領域を通って別の時間軸への移動も可能でした。要するに平行世界への移動が出来るんですね。でも両方の世界に装置がないとダメなようです
- ゼファーが戻ってきたのはシーズン6最終回の終了間際の瞬間でした。あのシールドチームはスーザ達だったという驚きの展開!! もうあの時点で実はほぼ勝利が確定していたんですね
- フィッツの脳はインプラントに耐えられないため、シモンズが過去へ行く役目を担当したとのこと。シーズン1でフィッツが脳にダメージを負ったという忘れられた設定が超久々に影響してきました
- ディヴィスはシーズン6で宇宙旅行を共にした仲間ですが、地球に戻ってからアイゼルに殺されました。最後に出てきたのは”ご褒美”に作ってもらったLMDですね
フィッツとシモンズの行動経緯を整理すると…
- シーズン6最終回でライトハウスから脱出
- 寺院でフリント(石を操作できるインヒューマンズ)に時間のモノリスを作ってもらい、それを持ってゼファーで”へび座シータ星アリア”へと逃走
- イノックが入手したタイムストリームを使い研究を開始。数年を過ごす
- 完成したタイムマシンで寺院に戻る
- シモンズはスーザ達と合流し寺院の一件を片付けると、ゼファーで過去へ(シーズン7第1話に続く)
- フィッツは量子空間を通り改変された時間軸へ移動(前回のラストに続く)
- 事件が終わって戻ってきた2人は……
1年後の皆の状況を整理すると…
- マックはシールド長官として(?)活躍中
- ヨーヨーはパイパーやディヴィスとチームを組んで活躍中
- メイ姉さんはアカデミーで教員生活
- フィッツとシモンズは引退して子育て中
- デイジーとスーザとコーラはゼファー3で外宇宙探査任務(!)
- コールソンは1年間の休暇を終えて、新しい生き方を探し始める……
今回の感想
俺はこの世界ではロックの神様だから、と言いきるディークが悲しくてカッコよかった。あーもう、ディークがこんなに良いキャラになるとはなぁ!! 小さい頃のお母さんにも会わせてあげたかったなぁ。
時間物ならではの展開が続くので、驚きまくりです! あのときモノリス削ってたのスーザだったのかよ~~~~~そんなの分かるか!!(苦笑)あのミサイルもクロニコムが撃った物だったとか、もうね。
宇宙に放り出されて一度死んだデイジーをコーラが蘇生させるというのはちょっとやりすぎでしょ~
あと時間移動が結局83年で終わってしまったのは残念ですね。出来ればニューヨーク決戦までやってくれたらかなり盛り上がったと思うんですけどねぇ。
1年後の世界ではヘリキャリアが普通に出てきましたから、シールドは完全復活していますね。本来のMCU世界とは遙かに状況が離れてしまいましたが、これはこれで良い終わり方でした。ゼファー3なんてのはビックリ展開でしたが。
最後のマックからの贈り物も粋でしたね。凄く懐かしいですし。
長いシリーズの完結だけに、いろいろと感慨深い物があります。展開がとにかく多岐にわたり、宇宙にも未来にも仮想世界にも行くという、本当に先の展開が読めないシリーズでしたよ。ちょっとイマイチな部分もありましたけどね(苦笑)
まあ制作上の事情で残念なことになってしまった部分も多いため、手放しに褒められるシリーズではありませんでしたが、7年にわたって大変楽しませていただきました。
願わくば、今後のMCUシリーズでちょっとくらいはフォローが入ることを祈ります(無理だろうなぁ)