100均材料で作るドールハウスその③ 店舗の見せ場は陳列です
商品陳列用のゴンドラ什器を作ります
売り場に面積を使わないレイアウトにしたとはいえ、やはり店舗ジオラマとしては商品陳列を完全に無くすわけにはいきません。商品あってこその店舗です。
そこでどうしたかというと、いわゆるゴンドラ什器を一つ作ることにしました。ついでにこの什器にはバックヤードと売り場を隔てる壁の役目も担ってもらいます。
今時はプラ板も100円ショップで購入出来ますので、下部のボックスや背面板、棚板などは全て1mm厚のプラ板で作成しました。割と単純なプラ板工作です。
両サイドの柱だけはタミヤのプラ棒を用いました。
3mm角棒2本を抱き合わせて作った支柱にH型角棒を貼り付け、これで背面板を押さえています。
柱にブラケットを差し込むための、いわゆる「ガチャ穴」はスジ彫りを掘って黒で墨入れしているだけで、実際にブラケットを差し込むことは出来ません。そこまで細かくは作りませんでした。ブラケットは接着しているだけです。
1/12サイズのコトブキヤさんのプラモデルの箱を陳列する想定で棚板の高さを決め、接着してしまいました。並べる箱はコンビニコピーで量産します。
陳列してあげればこの通りです。なかなか壮観ですな。
ただこれだけの数の箱を自作するのは結構大変です。作業自体は単純なのですが地道な作業になりますので、根気よくやるしかありません。
さて、コトブキヤさんの実際の店舗に足を運ばれたことがある方なら分かると思いますが、あのお店の陳列什器を再現するならもう一つ足りない物があります。
コトブキヤさんの什器は一番上に透明のディスプレイケースを設置していることが多いのです。これも再現しておきたいですね。
と言うわけでサクッと作りました。材料は100円ショップの文具コーナーにある透明下敷きです。接着出来るように素材がPVCの物を選びます。
最初は単純な箱組で作ってみたのですが、それだとディスプレイ内容の入れ替えが面倒だなぁと思い、正面と天板を差し込み式で取り外し出来るように作り直しました。これならかなり扱いやすいです。
とはいえ、中に飾る物が考え物ですね。
12月に発売される「創彩少女庭園 アフタースクール 轟雷お誕生日セット」には15mmサイズの轟雷が付属しているそうなのでこれを並べるのは確定なのですが、他はどうしたものかしら。
小さなアクリルスタンド的な物を作ってやるのが良いかなとは思っているのですが。