まんが宇宙大作戦:S2第1話「宇宙海賊オリオン軍団」あらすじや感想など
シーズン2 第1話(通算17話)「宇宙海賊オリオン軍団」”The Pirates Of Orion”のあらすじ
デネブ5号星で行われる科学アカデミーの式典に向かっていたエンタープライズだが、船内でコリオストーシス病が発生する。
この病気は地球人には大した影響はないが、バルカン人にとっては命に関わる病気だった。
唯一の治療薬ストロボリンがある惑星ベータ・カノブスまで最高ワープでも4日かかる。スポックの死までは3日しかない。
そこでポチョムキン号が薬を受け取り、貨物船U.S.S.ヒューロン号が引き継いで薬を運んでもらい途中で落ち合うことになった。
しかしヒューロン号は海賊に攻撃され積み荷を奪われてしまう。
救援に駆けつけたエンタープライズは海賊船の航跡を追跡する。
海賊船はオリオンの船だった。カークは薬と引き換えに海賊行為の黙認を提案するが、オリオン船の艦長は証拠隠滅のためエンタープライズもろとも自爆しようとする。
しかし転送でオリオンの艦長を捕虜にし、船と乗員全てを捕らえることに成功。スポックも無事治療が間に合うのだった。
補足情報や感想など
- 丈夫なはずのバルカン人の方が致命傷になる病気という珍しいパターンです
- U.S.S.ポチョムキン号(NCC-1657)はTOS「恐怖のコンピューターM-5」 で登場しています。ちなみにTNGに登場するポチョムキン号はNCC-18253のエクセルシオ級ですので全く別の船です
- U.S.S.ヒューロン号(NCC-F1913)は認識番号にアルファベットが入るという珍しい船です
- バベル会議の件が会話に出てきましたね。TOS「惑星オリオンの侵略」 で描かれた事件です
- オリオンが直接海賊行為をしているのを描くのはTOSから通しても初めてです。どうもオリオンは踊り子か海賊というイメージが強いのですが(苦笑)直接的な海賊描写は意外と少ないのですね。ただ船の戦力的にはエンタープライズよりもだいぶ劣るようです
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