自作撮影ブースにグラデーションペーパーを敷いたところ……凄いなこれ!
自作撮影ブースのさらなる向上を目指しまして……
先日、撮影用のグラデーションペーパーを購入しました。
私が普段小物の写真などを撮る際に使っている撮影ブースは現在こんな感じなのですが……
上部の照明は100均材料で自作、左右のLEDバトンライトはサンキューマートの撮影ブースから引っぺがしたもの、正面から光を当てているリングライトは雑誌DIMEの付録。
ライトの固定に使っているパイプは水道用塩ビ管を適当につなぎ合わせたものですし、敷いている白い紙は100円ショップの模造紙です。
格安材料ばかり使っていて、一番高い機材でも雑誌の付録という状態なのですが、撮影すると割とちゃんと撮れます。
ただ撮影するものによっては白背景ではあまり具合がよろしくない場合もあります。先日撮影した30MMのオレンジ色の機体では、白背景だとオレンジ色が白っぽくなってしまって良くなかったので、黒背景に切り替えました。
100円ショップではちょうど良いサイズの黒色の紙がなかったので普通に文房具店で黒の模造紙を買ってきました。100円よりは高価ですが、そんなに高いものでもありません。
まあこれはこれで良かったのですが、
光の具合によっては紙のしわが目立ってしまうことが分かりました。
大して大きな問題でも無いのですが、一度気になり始めるとこれを消したくなってしまいます。まったく撮影というのはこだわり出すときりがありませんね。
で、考えた末に以前から気になっていた「グラデーションペーパー」を試してみることにしたわけです。
撮影用にカメラ売り場で販売されている背景用の用紙です。今回購入したのは堀内カラーの製品。
近所のビックカメラでダークグレーのものを購入してきました。おそらくグレー系なら大抵の小物に合わせて違和感がないでしょうし、最初の1枚目にはよかろうと思ったのです。
お値段は2640円でした。なんとこれまで買った撮影機材の中では一番高価です(苦笑)あ、もちろんカメラは別としてですよ。
早速セッティングしてみました。
紙の丸み癖がまだとれていないので反り返っていますが、とりあえず撮影するには支障がありません。
これで撮影してみたところ……
えらく引き締まりましたよ!!
撮影条件は上の白背景の場合と特に変えていませんが、雰囲気こんなに変わるものなのですね(どちらの写真もスマホで適当に撮っただけです)
正直言って所詮紙一枚でそんなに変わるものかと甘く見てました。こんなに変わるならもっと早く導入すれば良かったですよ。
単なる厚紙として考えると高価なものに感じてしまいますが、皆さんがわざわざ使っているのは、それだけの価値があるからなのだなぁと実感いたしました。
とはいえ、常用していてすぐに汚れてしまっても嫌なので、普段のカプセルトイや食玩などの、どうと言うことはない撮影の時は引き続き100均背景で良いかなと思っているんですけどね(苦笑)