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07.ピカード(PIC)

スタートレック:ピカードS1第四話「無垢なる自己」あらすじとか状況整理とか感想とか

投稿日:2020年2月14日 更新日:

ピカードさんちょっと寄り道…

スタートレック・ピカード第4話の配信が始まりました。

今回は目的地フリークラウドへ向かう…と思いきや、ちょっと寄り道してピカード艦長が過去と向き合うお話でした。

(以下、例によってネタバレ注意)

第4話のあらすじ

14年前、ピカードはロミュラン避難民の移住拠点のひとつ「惑星ヴァシュティ」にいた。懇意にしている女子修道院を訪れるピカード。そこで暮らす孤児の少年エルノアとは特に親しくしていた。しかし火星襲撃の報告が入り、ピカードは急ぎ惑星をあとにすることに…

当初フリークラウドへ向かう予定だった船は、ピカードの指示でヴァシュティへと目的地を変更していた。しかしかつては安全だったヴァシュテイの宙域はこの14年の間に危険な地帯に変わっていた。それでもピカードがヴァシュティへ向かうのは、クワト・ミラット(暗殺修道女)の助力を得ようという思惑もあった。

ヴァシュティに降り立つピカード。しかしかつてのような歓迎はなく、街も荒れている。

ピカードは修道院でたくましく育ったエルノアと再会する。彼は立派な戦士に育っていたが、女子修道院に暮らす唯一の男子である彼には居場所がなく、自分のあるべき場所を探していた。

ピカードはデータの一件を話し、エルノアに協力を求めるが良い返事は得られなかった。

ヴァシュティを去ることにしたピカードだが、ロミュラン人専用の看板のあるレストランに強引に入店したことで、連邦とピカードに恨みを持つ一団から決闘を強要されることになってしまう。

あわやというところでピカードを助けたのはエルノアだった。エルノアはピカードのカランクカイ(主の大義のために剣の契りを結んだ戦士)であることを宣言する。

一方、ロミュラン再生施設ではソージがナレクの正体や目的に対して疑問を抱き始めていた。ナレクの方も姉のナリッサ(リゾー大尉)から成果を急かされており、一週間の期限を言い渡される。

船に戻ったピカードとエルノアだったが、この宙域を縄張りとする武装勢力「カー・カンター」のバード・オブ・プレイから攻撃を受ける。戦闘の最中、危機に陥ったピカード達を救ったのはセブン・オブ・ナインだった…

情報を整理してみる

  • リオスの船には案の定ホロデッキ設備あり。もてなし用とのこと。ピカード農園の書斎を再現している
  • ロミュランの修道女は「クワト・ミラット」という暗殺戦闘員でもある。かつてはピカードと協力し25万人の難民をヴァシュティに移住させた
  • クワト・ミラットはタル・シアーも恐れる戦士で、ピカード曰く「一騎打ちでは最強」
  • 惑星ヴァシュティは現在ではロミュラン復興運動の中心地(そのため約束を守れなかった連邦とピカードへの反感も強い)
  • クワト・ミラットはロミュラン文化や風習や信念を基準とはせず、依頼主との「無垢なる自己」の意思疎通によって協力するかを判断するという。価値のある大義であれば力を貸す。
  • カランクカイは勝ち目の無い大義にほど価値を見いだすという
  • ロミュランの伝説には「ガンマダン(絶滅の日)」の記載があり、破壊者の呼びかけであらゆる生命が滅ぶとされている
  • カー・カンターの使っていたロミュラン・バード・オブ・プレイは、カーク船長時代の骨董品!(ディテールは今風にリファインされてましたが)

今回の感想

今回はピカード艦長の贖罪の旅…といった要素を描きつつ、新キャラの参入と旧作キャラの登場という流れ。

特に待ちに待ったセブン・オブ・ナインの登場で次回へ続くという卑怯な引きです。早く続き見せろー

セブンの乗っていた小型艇はデルタフライヤーをスマートにしたような感じの船でしたが、映像では正確に判別出来ないうちに撃墜されてしまいました。でもボーグ技術マシマシのはず(?)のセブンの船があんな旧式バード・オブ・プレイなんかにやられてしまうのはちょっと納得いかないなぁ(苦笑)

新キャラのエルノア青年は、14年放っておかれてピカードに恨みでも抱いてるんじゃないかと思いましたが、割とあっさりと仲間になりました。ここはもう少し心情を掘り下げてもよかったんじゃないかなぁという印象。なんだか最後には死んでしまいそうな気配のキャラに見えますが、ここは生還して農場のジャバンとラリスの養子にでもなったりすれば収まりが良いように思うのですがどうでしょうかねぇ。

一方でボーグキューブ内でイチャイチャしているソージとナレクの描写はちょっと冗長だった気がします(苦笑)

あと終盤のレストランのシーンは、ピカード艦長の言動がちょっと軽率で違和感ありでした。入店するにしても、わざわざ看板壊して踏みつける必要ないでしょうに。感情の抑えが効かないのは病気のせい?「ロミュラン人専用」の看板が気に入らないのは分かるのですが……

この辺は現代の人種差別問題が色濃く反映されてるようです。でもちょっと主張が強く出過ぎちゃったのかも。さらに言えば、そのあとエルノアが助けに入るという展開上の都合もあってのことのようにも思えます。

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