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07.ピカード(PIC)

スタートレック:ピカードS1第十話「理想郷(後編)」あらすじとか状況整理とか感想とか

投稿日:2020年3月27日 更新日:

第1シーズン最終回、完結!

スタートレック・ピカード第10話の配信が始まりました。

どのように決着を付けるのかとても楽しみにしていました。

予想通りだった点もありますが、ちょっと意外だった点もあったりして、なかなか楽しめましたよ。

(以下、シーズン1最後のネタバレです)

第10話のあらすじ

シンスの入植地から逃走したナレクは再生キューブで姉のナリッサと再会する。手榴弾(拡散性分子溶解弾)を手に入植地へ戻ろうとするナレク、それを尾行するエルノア。

リオスとラフィはシンスからもらった装置で船の修理に成功。そこにナレクが現れ協力を願い出てくる。疑いながらも話を聞き、協力を決めるリオスとラフィ、そしてエルノア。

入植地では人工生命の連合体(ガンマダン)への信号装置の建設が着々と進んでいた。囚われの身のピカードは、本当に破壊者になるのは止めるようソージへの説得を続けていたが、説得は上手くいかず、病状の悪化も進んでいた。

そのピカードをジュラティ博士が救出する。

ラフィ達が入植地へ潜入したのと入れ替わりで、ラ・シレーナ号へ戻ったピカードは、身をもってシンス達に生きることの手本を示すために、船を発進させる。

入植地では信号装置が完成しようとしていたが、スートラの企てに気付いたスン博士が彼女を停止させる。だが信号装置の爆破は失敗。ロミュラン艦隊の到着で切迫した状況の中、ソージは装置を起動してしまう。

ピカードの奮戦もむなしくロミュランの攻撃が始まろうとするその瞬間、ライカー率いる連邦艦隊が到着。シンス達の保護を宣言する。両軍の艦隊は一触即発の状況になり、さらに次元の裂け目からあふれ出てこようとする人工生命連合体のドローンも迫る。

しかしピカードの命がけの説得でソージは信号を停止。次元の裂け目は塞がり、ロミュラン艦隊は撤退。ライカー率いる艦隊も引き上げる。

それを確認したピカードは昏倒、皆が見守る中、死に至る。夢の中でデータと再会したピカードはデータに対して謝辞を伝え、積年の思いを語る。

だがそれは夢ではなくシミュレーションであり、ピカードは新しい体に精神を移して復活する。現実に戻ったピカードは、データの依頼に従い彼の意識を停止させる。

事件は終わり、ピカード達は次の旅へ発進(エンゲイジ)するのだった。

情報を整理してみる

  • ロミュランの伝説でも人工生命連合体のことは認識されており、ガンマダン(意味は地獄の獣)と呼ばれている
  • シンスからもらった修理装置は神経原子のフィールド・レプリケーターで、イメージしたことをレプリケート出来る模様(ってなにげに凄い装置ですね…)
  • ライカーが艦長を務めていた船はUSSジェンヘイ。ライカー曰く「連邦艦隊史上最も頑丈で高速な船」とのこと(残念ながらエンタープライズではありませんでした…)
  • オウ准将の正体は連邦でも把握していた模様。
  • データの意識はシミュレーション内にまだ生きていた。殉職前にB4へ移した記憶を基にマドックス博士とスン博士が再構築したもの。
  • キューブ内に隠れていたナリッサはセブン・オブ・ナインに倒される
  • 復活したピカードの体は人工物ではあるが特にスーパーパワー等はなし(苦笑)寿命も設定されているので病気がなくなったという点の他には特にこれまでと変わりなし。
  • 連邦のシンス禁止令は解除された

今回の感想

「警告の輪」の意味はロミュランとシンスで受け取り方が違うようなことを前回言っていましたが、ちゃんとロミュラン側でも人工生命連合体のことは認識されてたんですね。

最初吹き替えで見ていて「ガンマ団」って名前なのかと思ってしまいました(パプワくんかよ!(笑))

それにしても穴から出てこようとしていたガンマダンのムカデみたいなドローンって、あまりスタートレックっぽくない敵でしたねぇ。ちょっと安直というか類型的というか。まあその異質さが不気味さを演出するのに一役買ってた感じではありますが。

私はてっきり連邦艦隊は助けにこないと予想していたのですが、ここでまさかのライカー艦長率いる大艦隊の登場ですよ!!ちょっと都合良すぎませんか!!(苦笑)

結局戦闘自体は無かったのが少々残念ではありますが、こういう決着の付け方はスタートレックらしいと言えばらしいですね(ボーグキューブだって早々に無力化されましたし)

今作は連邦が弱体化しているような描写があちこちに見受けられていましたので、思いのほか強力な艦隊が現れたのにはビックリしました。まあコピーペーストで同型艦が大量にいるのはちょっとガッカリではありますが…もっと色々な艦が見たいですよねぇ。

最後に死後の世界…もとい「超複合量子シミュレーション」内でデータの意識と対面するピカードというのは、今シリーズの締めにふさわしい名シーンでした。

今度こそ本当にデータとはお別れです。

シンスをテーマとした本作で最後にデータとの別れを持ってくるというのは、とても綺麗なまとめ方だったんじゃないかと思います。

細かい部分でその後が気になる点は残っていますが(ナレクがどうなったのかとか、オウ将軍のその後とか、ラフィは家族と仲直りできるのかとか…)その辺はシーズン2以降で触れられることに期待しておきます。

というかシーズン2に向けたクリフハンガーな展開はありませんでしたね。綺麗に終わってくれたので「早く続きを見せろ」とヤキモキしないで済むのはありがたいです(苦笑)

シーズン2は決定してはいるものの、昨今の世情を受けて撮影開始が遅れているそうですので、見られるのはまだ大分先になりそうです。楽しみに待つことにしましょう!

ところでジュラティ博士…自首するんじゃなかったの?(苦笑)

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執筆者:


  1. I0JL より:

    第7話「ネペンテ」の終盤でライカーは「本当に必要とされない限り、愛する家族を危険にさらして現場に復帰することはない」と言っていたと思います。ということは、「本当に必要となる」つまり「ピカードが絶体絶命の危機に陥ったときには参戦する」という意味だったのでしょう。しっかり伏線がはられていたのではないでしょうか。

  2. おもち より:

    ピカードが生きて、データが死ぬ。という形が踏襲されて、あの時の悲しさを追体験してしまいました。もちろん今回はデータの本当の望みが叶った点ではとても良かったのですが、個人的に悲しい気持ちが大きめでした。またゆっくりシーズン通して見直したいです。

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