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07.ピカード(PIC)

スタートレック:ピカードS2第3話「同化」あらすじや感想など

投稿日:2022年3月18日 更新日:

(文中にネタバレを多数含みます)

シーズン2 第3話(通算13話)「同化」”Assimilation”のあらすじ

なんとか追っ手を振り切ったピカード達は、クイーンの操船によってスリングショットによるタイムワープを行う。

しかし脱出の際にエルノアは撃たれて重傷を負い、時を超えたラ・シレーナ号はコントロールを失って墜落してしまった。

到着した時間は2024年と思われたが、正確な時間は分からなかった。

さらにクイーンはエネルギーを使い果たして休眠状態となり、船の医療設備が停止したことでエルノアも命を落としてしまう。

だが歴史がどこで変わったかという詳細はクイーンでなければ分からなかった。

ピカードはクイーンを目覚めさせるために手を尽くすことにするが、それを待てないラフィはエルノアを生き返らせる望みをかけて、セブンやリオスと共にロサンゼルスへと探索に向かうことにする。見つけるべきは ”ウォッチャー” だ。

しかし転送時のトラブルで3人は離れ離れになってしまい、転送直後の事故で怪我を負ったリオスは移民相手のモグリの病院に運び込まれてしまった。

幸いなことに医師のテレサに助けられ、その息子リカルドとも知り合いになるものの、病院に踏み込んできた移民局の取り締まりで捕まってしまう。

一方クイーンの意識と対話するために自ら彼女と同化したジュラティ博士は、クイーンを目覚めさせることに成功し、さらにはクイーンの裏をかいてウォッチャーの位置情報を手に入れるのだが……

情報を整理してみる

  • ピカードはギリギリのところで船をコントロールし、この時代のピカード農園へとラ・シレーナ号を不時着させました(そんなピンポイントで凄いな!(苦笑))
  • エルノアは死んでしまいましたが、時間の流れを元に戻せば死んだ事実はなかったことになるはずです。これはENTのダニエルスや、VOYシーズン5第24話「過去に仕掛けられた罪」等でもやっていたパターンですね。セブンはこの時複数回死んでます(苦笑)
  • 2024年のロサンゼルス市内の様子は格差社会が明確に進んでおり、移民の摘発も行われていました。ちゃんとDS9で描かれた2024年の設定が反映されていますね。この状況がDS9で描かれた「ベル暴動」を切っ掛けにして変わっていくわけです
  • IDカードとUHCカード、という台詞がありますが、UHCは Universal Health Care の略。シスコもこれがなくて捕まってました
  • 一応2024年のようですが、まだ日付までは明らかになりませんでした。半袖の人もいますし、警備員も夏服のようでしたが……?
  • リオスは8歳の時にアカデミーのシミュレーションで歴代候補生のトップスコアを出したそうです
  • リオスのコムバッジが病院に置き去りになってしまいました。未来の技術が残ってしまうのはマズいわけですが……
  • クイーンも新参者を完全に同化するには何時間もかかるそうです。ですがピカードはロキュータスとして同化された過去があるため、下手に接続すると一瞬で飲み込まれてしまうそうです。シンスの体になってもそれは変わらないのかしら?
  • 今回と次回の監督はリー・トンプソンさんとのこと!

今回の感想

いよいよ2024年にやってきました!

とは言え、なかなか事件の核心へとは踏み込んでいきませんねぇ。今回は次回以降への地固めといった感じです。

エルノア君が死んでしまったのは予想外でしたが、まあ生き返るでしょうから全然心配はしていません(苦笑)

ただ彼のことを息子のように思っているラフィの心情が痛々しく、それに対してピカードが妙に冷静、というか達観した感じなのが対照的でした。

ピカードと”Q”のこれまでを「ゲーム」と言ってしまうのはさすがに言い過ぎでちょっと引きますねぇ。まあ気持ちは分からんでもないのですが。

ここでラフィの気持ちを一番理解出来るのはイチェブを失ったセブンでしょうから、やはりフォローするのはセブンが適任なのかなと思います。

過去の世界へやってきた主人公達の文化的ギャップを描くというのは「故郷への長い道」などでもお馴染みの大変楽しいパターンです。ただその辺の描写は控えめでしたね。もうちょっと街中の様子も見てみたかったです。

その中では転送を見られたセブンがスーパーヒーローと勘違いされるというのはちょっと面白かった。この世界ではマーベル・シネマティック・ユニバースのシリーズはやってるのかしら? (吹き替え担当の沢梅さんはシールドの「エージェント・メイ」の声も担当していらっしゃるので、私的には紛れもなくスーパーヒーローです(苦笑))

あとはレプリケートではない本物のピーナツバターに感動するリオスもよかったなぁ。そんな泣き崩れるレベルで美味かったんかい!

2024年の何月に飛んできたのかがまだ分からないので、DS9との絡みがどうなるかについてはまだ全然読めませんね(シスコは2024年8月30日から9月3日までサンフランシスコにいます)


(画像引用元:スタートレックDS9「フェレンギ人囚わる」劇中映像より)

ジュラティ博士がピカードの予想を超えてクイーンまで出し抜いてしまったのはビックリ! クイーンとギリギリの攻防を繰り広げるとかドキドキですよ!

ここはジュラティ博士役のアリソン・ピルさんの演技がよかったですねぇ。でもこれで完全にクイーンに目を付けられてしまいましたな。おおこれは怖い!

あとはリカルド少年がちょっと面白い感じ。なにやらキーパーソンになりそうな予感がします。バルカン人を匂わせる台詞とかも伏線臭いですねぇ(苦笑)

(個人的にはメストラルの登場を予想してるんですが、当たるかなぁ~)

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執筆者:


  1. 時計 より:

    ラフィの気持ちは分かるんですが、感情的になり過ぎでピカードに不必要に当たるところは個人的にはちょっと頂けませんでした。
    ピカードとQが遊んでるったって、裁判を受けたのがピカードでなければ生命体が生まれなかったり世界線とかが修復されなかった危機がクリア出来なかったのを知らないとはいえなんだかなぁ…(苦笑)
    その点、セブンも怒りはするもののすぐに引っ込めて切り替えてるところはさすがだなとも思いました。

    セブンが一番取り戻したがってたであろう人間性を満喫しているところはとても微笑ましかったですね。

    • raccoon81920 より:

      子供の頃から知っているエルノア君の死という大事件の割には、ピカードは達観しすぎている気もしないではないです。
      でもピカード艦長にしてみればこのレベルのピンチは週一で遭遇してましたからねぇ(苦笑)
      今回のセブンは凄く生き生きしていて好きです

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