【スタートレック:ローワー・デッキ】S1第2話 あらすじと情報整理と感想※ネタバレあり
第2話「外交特使」”Envoys”
結局週末に全話一気に見てしまったのですが、なかなか面白かったです。
ファンでないと笑いどころが分かりにくいネタも多いですね(苦笑)
順に見直しながら感想書いていきます。
(以下、ネタバレ全開です)
シーズン1 第2話のあらすじ
セリトスに多次元エネルギー生命体が入り込む!
たまたま遭遇したマリナーはそれをとっ捕まえて缶カラに閉じ込めようとする。生命体は逃がして貰う代わりに「紫ラインのトリコーダー」を合成、マリナーは最新式のトリコーダーが手に入ってご機嫌だ。
すっかり力を使い果たしてしまったエネルギー生命体は通りかかった艦長に襲いかかるが、逆に弾き飛ばされて消滅してしまう……
ボイムラーはクリンゴン人のコ・リン将軍をタルガナ4号星の連邦大使館に送る任務に就くことに。
ラザフォードはEPSコンジットの調整のため1週間ジェフリーチューブの中を這い回っていたが、さらに調整のため3日間チューブに入らなければならないという。テンディと一緒にトリボリ・パルサーを見る約束をしていたが、このままでは約束を果たせない。
ラザフォードは意を決して転属を申し出ることする。ラザフォードは自分に合った部署を探すためあちこちの部署を渡り歩くことに。
ボイムラーの任務にマリナーが割り込み、ボイムラーは副操縦士に格下げされる。実はマリナーはコ・リン将軍とは仲がよく、シャトル内で酒盛りを始めてしまう。
コ・リン将軍はガーグが食いたいからリトルクロノスへ降りろと言う。渋々従うボイムラー。
しかしボイムラーとマリナーが船外で話している隙に、酔っ払ったコ・リン将軍はシャトルを勝手に操縦してどこかに飛んでいってしまう。
ボイムラーとマリナーはコ・リン将軍を探して異星人街を探索するが、マリナーが機転を利かせて立ち回るのに対して、ボイムラーは失敗ばかり繰り返しすっかり自信を無くしてしまう。
だがフェレンギ人の盗賊を撃退したことで、ボイムラーは自信を取り戻す。
やっとのことシャトルとコ・リン将軍を見つけた2人は、コ・リン将軍を連邦大使館の玄関に放り出すと、大急ぎでセリトスに帰還する。
その夜、ボイムラーは仲間達にフェレンギの件を自慢するのだが、実はあのフェレンギ人はマリナーの友達のクインプで、彼女の頼みで一芝居打ってくれたのだった。
一方ラザフォードは指揮部門、医療部門、保安部門を順に体験し、保安部門で意外な才能を見せる。だがやはりジェフリーチューブの中にこそ自分の居場所があると感じ、機関部門へと復帰する。
テンディはラザフォードとチューブの中で過ごすことにし、タブレットを使ってトリボリ・パルサーを眺めるのだった。
情報を整理してみる
- ボイムラー達のシャトルの名称は「ヨセミテ」
- コ・リン将軍とマリナーは以前任務で同行し、血の契りを交わしているという。将軍は酒に弱く、酔うとすぐに物を盗むクセがあるらしい
- タルガナ4号星はイオン層のために転送や通信が阻害される。市街には様々な種族の居住地がある模様(スタトレ世界では何かというとイオン層とかイオン嵐で転送や通信が邪魔されます)
- アナバジという種族は女性のフリをして接近し相手の喉に卵を産み付ける
小ネタ色々
※小ネタは多すぎて全部は把握できていません。何か思い出したらまた追記します。
- ボイムラーが練習していた挨拶「ヌクネフ」はクリンゴン語で「何の用だ?」
※ちなみにクリンゴン語はマイクロソフトのbing翻訳にも翻訳メニューがあるという大変メジャーな言語です(苦笑) - 劇中の看板はちゃんとクリンゴン語で書かれていますので、対応表を見ながら読み解いてみると面白いですよ
- 「ジェフリー・チューブ」はシリーズ通して頻繁に出てきますが、TOSの美術監督でエンタープライズのデザインも手がけたマット・ジェフリーズ氏の名前が由来になっているそうです
- マリナーが寝言で言っていた「生き埋めだ…永遠に置いてけぼりだ…」は「スタートレックII:カーンの逆襲」でのカーンの台詞のパロディ
- ガーグは生きたまま食べるクリンゴンの伝統料理、見た目はただのミミズの躍り食い
- ラクタジーノはクリンゴンのコーヒー
- キトマー協定は連邦とクリンゴンの間の和平条約。劇場版「スタートレックVI:未知の世界」で締結されました
- ジャマハロンはライサ星の性的な儀式。要するにエッチなやつです。ライサ星はシリーズでよく名前が出てくる観光惑星ですね。
- 酒場から逃げた流動体生物はTAS「変身!ベンドリア人の怪」に登場したベンドリア人
- 力任せにフェイザーでぶん殴るのを「カーク攻撃」と言ってたのはギャグなのかこれ?(苦笑)
今回の感想
指揮部門のシミュレーションで語られていた「ジェインウエイ・プロトコル」が気になりますね。たぶんろくな物ではないでしょうけど(苦笑)
翻訳が「ジェインウエイ手順」ってなってたのはちょっとイマイチですね。そのままプロトコルでいいと思うけどなぁ。
タルガナ4号星はかなり色々な宇宙人種族が混在しているようで、たぶん画面の隅々まで見ると意外な宇宙人が居たりしそうな気がするのですが、とてもそこまで追いかけきれませんわ。情報量が多すぎます。
落ち込んだボイムラーが想像した死に様が、いかにもTOSやTNGの事件の発端にありそうな死に方なのには笑いました。
ボリアン人とフェレンギ人は全く似ていないよなぁ……それにフェレンギを見間違えるというのもまずありえないので「ああこれはマリナーの演技なんだな」とすぐピンときてしまいますね。
あとテンディはいい娘ですねぇ。オサイラーとはえらい違いだ(苦笑)
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