スタートレック・エンタープライズ:S3第3話「突然変異」あらすじや感想など
シーズン3 第3話(通算55話)「突然変異」”Extinction”のあらすじ
オサーリア人から得た情報を元にエンタープライズはとある惑星へとやってきた。
上陸調査に出たアーチャー達はズインディの物らしいシャトルと遺体を発見する。だが突然上陸班メンバーの体が変異を起こし始め、全く別の種族、別の人格に変貌してしまう。DNAを変異させるウイルスによるものだった。
バルカン人であるため変異の進行が防がれたトゥポルだけは正気を保ち、変異したアーチャー達との意思の疎通を図ろうとする。
アーチャーたちは”アークアット”を探すという欲求によって動かされていた。それは地下にある彼らの種族の街であるらしい。
一方、エンタープライズに異星人が接触してくる。彼らはこのウイルスの感染者を駆除することを目的としていた。
彼らからの情報で、この病気が”ロケック”という種族によって作られた物だということが分かる。感染した者はロケックへと変化し、アークアットへ帰ろうと突き動かされるのだ。
だがアーチャー達が地下で発見したアークアットの街は廃墟と化していた。すでにロケックは滅んでいたのだ。
トリップは異星人駆除部隊との対決を乗り切り、トゥポルの抗体からワクチンを作ることにも成功。アーチャー達は無事元の姿へと戻った。
酷い目に遭ったアーチャーではあったが、このウイルスに込められたロケック人達の種族存続への想いには、共感と同情を覚えるのだった。
補足情報や感想など
- 米国での本放送時は、このエピソードからオープニングタイトルに「スタートレック」の文字が入るようになりました(DVDや配信ではシーズン3の第1話から入ってます)
とはいえ内容的にはむしろ「スタートレック」から離れて行ってる気が無きにしもあらず…… - 序盤のトリップとトゥポルのシーンが実にダルい。変異したアーチャー達の描写も実に冗長で、う~ん
- まあオオサンショウウオに変化して元に戻ることと比較すれば、まだ今回の方が納得出来る気はします
- ラストでクレジットされた「ジェリー・フレック」さんはTNG時代からのスタッフで、ENTでは助監督を務められていたとのことです
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