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06.ディスカバリー(DIS)

シーズン3第7話 あらすじと情報整理と感想※ネタバレあり【スタートレック:ディスカバリー】

投稿日:2020年11月27日 更新日:

第7話「真の統一」”Unification III”

サブタイトルの原題に”III”の記載があるのがポイントです。

つまり”I”と”II”が存在します。

ネクストジェネレーション107話と108話潜入!ロミュラン帝国の前後編がそれにあたります。この話の舞台はロミュラン帝国でゲストにレナ-ド・ニモイ氏演じるミスター・スポックが登場しました。

となれば、今回のエピソードが何を扱うかは自ずと想像できるわけで……

(以下、ネタバレ全開です)

シーズン3 第7話のあらすじ

一年の放浪を経たことでバーナムは自分が変わってしまったと感じ、もはやディスカバリーに自分の居場所はないのではないかと悩んでいた。

ブラックボックスの分析から”大火”の原因を突き止めようとするバーナムだったが情報が足りない。そこで、手がかりがあると思われるSB19という実験の記録を閲覧したいと提督に求める。

しかしその実験はニバー(旧バルカン)の実験であったため、資料は連邦に存在しなかった。

現在のニバーは連邦とは交流がなかったが、かつてバルカンとロミュランの和解に尽力した伝説の人物「スポック」の姉”バーナム”なら適任と考えた提督は、ディスカバリーを外交使節としてニバーへ向かわせる。

だがニバーのトゥリナ大統領は情報の提供を却下する。

バーナムは事態を打開するため、審議会「トゥカール・イン・ケット」の実施を要求する。

審議会でバーナムの弁護人を務めるためクワト・ミラットがやってきた。それは行方不明だったバーナムの母ガブリエルだった。突然の再会に驚き、喜ぶバーナム。

しかし審議会は最初からバーナムに勝ち目が薄く、バーナムも心の迷いを引きずったままだったため、審議員を説得することは困難な状況だった。

だが母の言葉で自分と向き合ったバーナムは、自分の迷いや恐れも全てさらけ出す。情報を開示することがニバーの平和を乱す行為であることを受け入れ、情報の提供依頼を自ら取り下げて審議を終了させる。そして何も求めず、ニバーに対する全面的な信頼と誠意のみを示す。

バーナムの態度に心打たれたトゥリナ大統領は、バーナムを信じてSB19のデータを託すことにするのだった。

情報を整理してみる

  • バーナムが入手したブラックボックスはU.S.Sイェルチン、ガバナー、ジャコーニの3隻の物
    イェルチンの名前の由来はアントン・イェルチン氏からですね…(ケルヴィンタイムラインのチェコフ役の役者さん、故人です)
    ジャコーニはノーベル賞受賞の物理学者のお名前からと思われます
  • かつてのバルカンはニバーと名前を変え、バルカン人とロミュラン人が共に暮らしています(ニバーはおよそ100年前に連邦を脱退)
  • スポック大使の映像は潜入!ロミュラン帝国(後編)ラストでのピカード艦長との会話の部分ですね
  • トゥカール・イン・ケットとはバルカンの科学審議会で、要求された側は拒否できません
  • SB19は胞子ドライブと同様に長距離を一瞬でジャンプする研究だった。ニバー側は研究の危険性を訴えたが、連邦は研究を強要。ニバーはこの研究が”大火”の原因になったと考え連邦を離反した。SB19のデータを危険なものと考えており情報も開示しない
  • ニバーでは今でも旧バルカンと旧ロミュランが完全には信頼し合えておらず、情報開示についても意見の相違が激しい。行政区によっては暴動も起きており内政は不安定の模様
  • クワト・ミラットはロミュランの修道女でタル・シアーも恐れる戦士(スタートレック・ピカード第4話より登場)彼女たちは勝ち目の無い大義であるほど力を貸す
  • バーナムの母は未来に引き戻された際テラリジウムへは行けず、エッソフ4号星(最初に赤い天使のスーツを研究していた星)に飛ばされ、その後クワト・ミラットに加わった
  • サルーの求めに応じてティリーが副長に就任しました

今回の感想

もう情報は多いわ怒濤の展開だわで、嬉しい悲鳴しか出てきませんよ!!!!

レナード・ニモイ氏の映像が登場しました。しかもジャン・リュック・ピカード提督の個人ファイルからの引用ですって!

ピカード提督の時代からですら何百年も経っていますが、当時の映像はちゃんと残っているようですね。しかも今度はクワト・ミラットまで出てきましたよ! さらにそれがバーナムの母だという驚きの連続!

やはりバルカンも連邦からは離脱していたんですねぇ。そしてロミュランも登場となれば「スタートレック・ピカード」との関わりが出てくるのも納得の展開です。過去作のエピソードが絶妙に絡み合ってきて、長期シリーズを追いかける醍醐味がこれでもかと味わえましたよ。

論理で語る審議会で、それも論理を重視するバルカンを相手に、最終的に相手を動かしたのはバーナムの心だったというのが素晴らしい。スポックの”愛”まで語っちゃいますかぁ、でもこの場でこれを語れるのはバーナムだけですからね。最初から論理で勝ち目が無いことを見越してバーナムを導いた母親の存在も上手い。

ただニバーの内政事情とか細かい部分はちょっと分かりにくかったかな。私も見直してやっと理解が追いつきましたよ。

さてサルーが今度はティリーを副長に任命しました。

この辺はなんだかサルーがちょっと迷走気味な印象もあったのですが、一方でトゥリナ大統領との外交交渉は堂々としていて安心感がありました。

思うにサルーには本当に信頼できる有能な副官が必要ですね。前の食事会の時もそうでしたが、あそこでジョージャウのように茶化すのではなくフォローに回ってくれる存在が居てくれればどれだけ心強いことか。

今のままではどうにも彼一人で背負っているものが多いように思えます。と言って今のメンバーに有能な副長ポジションな人物って見当たらないんですよねぇ。ティリーじゃやっぱり力不足な気はしますし、バーナムはイマイチ信用できないですし(苦笑)

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