スタートレック:ディスカバリーS1第9話「深き森の奥へ」あらすじとか情報整理とか感想とか
シーズン1 第9話「深き森の奥へ」Into the Forest I Go
いよいよディスカバリーと ”死者の船” が対決します。
そして今後の展開に関わる重要な伏線が……
(以下ネタバレあり)
第9話のあらすじ
パーヴォでの任務が失敗したと判断した艦隊はディスカバリーに撤退を指示する。だがこれはパーヴァンがクリンゴンの攻撃を受け絶滅することを意味していた。
ロルカ船長は胞子ドライブではなくワープで基地へ戻ることで3時間の猶予時間を稼ぐ。
バーナム達はその間に遮蔽を見破るためのデータ収集方法を考案する。だがそれを成功させるためには、133回の胞子ジャンプを連続して行うことが必要だった。
胞子ドライブでパーヴォに戻ったディスカバリーは”死者の船”と対決する。
センサー設置のため死者の船に侵入したバーナムとタイラーは捕らわれたコーンウェル提督とルレルを発見する。だがタイラーはかつて拷問を受けた記憶が蘇りPTSDを発症してしまう。
タイラーを残し1人ブリッジへ向かったバーナムはセンサー設置に成功。
ディスカバリーは胞子ジャンプを繰り返してデータを収集する。しかし回数を重ねる度に幻覚を見始め異常をきたすスタメッツ大尉。
ディスカバリーの動きの異常さに気付いたコル将軍はワープで戦線を離脱しようとする。バーナムはそれを食い止めるためコル将軍に決闘を挑む。
バーナムは決闘の隙を突いてジョージャウ船長の形見のバッジを取り返し、転送で帰還。タイラーと提督、そして亡命希望のルレルも転送で収用。
遮蔽を打ち破るデータを手に入れたディスカバリーは死者の船を撃破、コル将軍も死亡する。
全てが解決し、宇宙基地へ帰還のジャンプを行ったディスカバリーだったが、スタメッツ大尉の不調でジャンプは失敗、未知の宇宙へ放り出されてしまう……
情報を整理してみる
- 帰還に胞子ドライブを使わない理由を付けるため、ロルカ船長はスタメッツ大尉に精密検査を指示する。その結果スタメッツ大尉の脳に問題が出ていることが発覚する
- 133回のジャンプはスタメッツ大尉に過大な負荷がかかる行為だったが、戦後のビジョンを語るロルカの説得で大尉も承諾する
- ロルカ船長はスタメッツ大尉を説得する際に、マイセリウム胞子ネットワークのデータを見せる。それによるとネットワークは平行宇宙へも繋がっているという…
- 艦隊では ”死者の船” は連星系の戦いでの宿敵として知られている
- コル将軍はジョージャウ船長のバッジを戦利品として持っていた
- ルレルと再会したことでタイラー大尉は自分の身体の異常に気付き始める…
今回の感想
前回は地上任務でややのんびりムードでしたが、今回は打って変わって戦闘中心のスピーディーな展開です。前回あれだけ描写してたパーヴァンは今回全く出番無し(苦笑)
“死者の船”とディスカバリーの直接対決のうえ、バーナムとコル将軍も直接対決するという緊迫感ある内容で、シリーズ1つ目のクライマックスにふさわしい内容ですね。
そしてディスカバリーの完全勝利でハッピーエンドと思いきや、ここから急展開、はたしてディスカバリーの飛ばされた先は……?
いやー、盛り上がりますねー
マイセリウム胞子のネットワークで平行世界に転移出来る可能性がある、というのも重要な設定です。
これに基づけば、ケルヴィンタイムラインにだって行くことが出来る可能性があるわけですよ! 今後のクロスオーバー展開を予感させる重要な伏線です。
それにしてもバーナム達が設置したセンサーはデカイですねぇ。あんなものブリッジとかに設置したら目立ちまくってすぐに見つかりそうです。もう少し小さくできなかったのかしら。あとわざわざ派手に光るのはやめようよ……(苦笑)
ディスカバリーが飛ばされた先には船の残骸が散らばっていて、初見の時はサルガッソーみたいな宇宙の墓場なのかと思ったのですが、正解は思いも寄らないまさかの場所でした…(以下次回)
「ディスカバリー」の目次はこちら