スタートレック:ディスカバリーS2第7話「光と影」あらすじとか情報整理とか感想とか
シーズン2 第7話「光と影」Light and Shadows
やっとスポックが登場します(苦笑)
同時にお話は急展開を見せ始めるのですが……
(以下ネタバレあり)
第22話(通算)のあらすじ
バーナムはスポックの行方の手がかりを掴むためにバルカン星へと帰郷する。
母の様子がおかしいことに気付いたバーナムは母を問い詰める。スポックは母によって密かに匿われていたのだ。しかしスポックは正気を失っていた。
スポックの居所はサレク大使にも知られることになり、バーナムがスポックをセクション31に引き渡すことになった。
セクション31のリーランド指令はバーナムに優しい言葉をかけスポックの安全を保証するが、ジョージャウはそれが嘘だと警告する。
”赤い天使”の出入りした空間の痕跡を調査するためパイク船長とタイラーがシャトルで空間の裂け目に接近するが、シャトルはそのまま特異点に飲まれて行方不明になってしまう。
特異点の中でシャトルは探査機に襲われる。探査機はシャトルのコンピューターに侵入し何かを検索し始める。
スタメッツは転送でシャトルに乗り込み、パイク船長とタイラーを救出する。シャトルを自爆させ探査機は破壊されるが、探査機が送り込んだウイルスはサイボーグであるエアリアム少佐の頭脳に入り込んでいた……
バーナムはセクション31の船からスポックを奪い逃走し、スポックがつぶやいた座標を手がかりにタロス4号星へ向かう……
情報を整理してみる
- 特異点の中は時間が歪んでおり観測が不可能だったが、スタメッツだけは時間に影響を受けず観測できるため、シャトルへの転送が出来た
- シャトルが発射した探査機は何者かに改造されて戻り、シャトルに襲いかかってきた。年代測定によると500年後の世界で改造されたようなのだが……
- セクション31の船の船体番号はNCIA93
- バーナムの本当の両親の死にはセクション31が関わっているらしい…
- スポックの病状は”ルタク・テライ”という空間と秩序の認識障害だった
- スポックは繰り返し「841947」という数字をつぶやく。本来は「749148」が正解、それはタロス4号星の座標だった
- タロス4号星は「宇宙大作戦」パイロット版「歪んだ楽園」でパイク船長時代のエンタープライズが訪れた星。このエピソードは以前は幻と言われていたこともありましたが、今はDVDでもNetflixでも普通に見ることが出来ます
ここまでに描かれた”赤い天使”の行動や目的
2053年
第3次大戦中の地球から避難民をニュー・エデンに移す(目的は不明)
?年(論理至上主義者がバーナムを殺そうとしたすぐあと)
幼少時代のスポックに家出したバーナムの居場所を教える(バーナムを助けるため?)
2257年
・小惑星帯にディスカバリーを呼びバーナムと遭遇(USSハイアワサを救助させ、小惑星を回収させるため?)
・惑星テラリジウムにディスカバリーを呼ぶ(災害を阻止させるため?)
・惑星カミナーにディスカバリーを呼ぶ(ケルピアンとバウルを和解させるため?)
今回の感想
やっとスポックが登場しました。引っ張りましたねぇ~
でも散々待たせてやっと登場したと思ったらすっかり精神がおかしくなってるという散々な状況です。まだまだ謎の解明には先が長そう。
ここに来て唐突に「タロス4号星」という名前が出てきました。スタートレックファンならお馴染みの名前なのですが、これがどう関わってくるかはまた次回以降のお楽しみです。
探査機が何者かに改造されて敵になって帰って来ましたが、機械の触手が多数装備された姿はスタートレックと言うより何か別の映画に出てきそうな敵という感じですね。
映画「マトリックス」以来だと思いますが、あの辺りから機械の触手でウネウネする敵ドローンというのが増えましたねぇ。すっかりパターン化されてしまっていて個人的にはあまり面白みを感じません。
※スタートレック:ピカードでも似たようなドローンが登場しており今後のクロスオーバーを予感してしまいますが、それはまた別の話と言うことで…
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