スタートレック:ディスカバリーS1第13話「過去は序章」あらすじとか情報整理とか感想とか
シーズン1 第13話「過去は序章」What’s Past is Prologue
いよいよ鏡像宇宙編も大詰めです。
本性を現したロルカとの対決が始まります…
(以下ネタバレあり)
第13話のあらすじ
ロルカは捕らわれていたかつての仲間を救出し、宮廷船内で反乱を開始する。
バーナムも拘束されそうになるが隙を突いて逃走、ディスカバリーに連絡を取りロルカの正体を伝える。
やがて宮廷船内はロルカの反乱軍に制圧される。
ディスカバリーでは、スタメッツ大尉が回復したことで胞子ドライブを再稼働できるようになったがマイセリウムは衰弱を続けていた。
宮廷船のリアクターを破壊するべくディスカバリー側は攻撃準備を進める。
バーナムはリアクターのフィールドを解除するため、ジョージャウ皇帝と共に一芝居打ち王座の間へやってくる。ロルカと対決するバーナムだったが、戦闘の末ロルカはジョージャウ皇帝に殺される。
権威が失墜し皇帝ではいられなくなったジョージャウは死を選ぼうとするが、バーナムは彼女をディスカバリーに連れ帰る。
リアクターを爆破し、胞子ジャンプを行うディスカバリー。
ドクター・カルバーの助言のおかげで帰り道を見いだしたスタメッツ大尉は、船を元の宇宙に帰還させることに成功する。
たが時間は9ヶ月経過し、戦争はクリンゴンが勝利していた……
情報を整理してみる
- 約1年半前、ロルカはイオン嵐の影響で転送に失敗しこちら側の宇宙にやってきた(宇宙大作戦でカーク船長達が鏡像宇宙へやって来たときと同じパターンです。ちゃんと設定を踏襲しているんですね)
- 鏡像宇宙側のスタメッツはロルカに殺される
- ディスカバリーはマイセリウムをジャンプに使っているが、宮廷船はエネルギー源にしており、それが原因で胞子ネットワークが汚染されていた
- マイセリウムの衰弱が全宇宙に広がると、平行宇宙まで含めた全ての宇宙の生命が存在できなくなる
- リアクター爆破のためにディスカバリーは船に残された胞子の全てを魚雷として消費するが、爆発のエネルギーを利用して胞子ドライブを起動する
今回の感想
もう元の世界には戻れないかもしれず、しかも船をも失うかもしれない危機を目前にして、船長としてのサルーが乗組員達に向けて言う台詞がカッコイイです。サルーはその後の戦闘指揮でも頼れる船長の貫禄が出てきていて驚かされました。
一方で頼れる船長だったはずのロルカはどんどん小物っぽくなっていく感じ(苦笑)実に対照的でしたね。今回であっさり退場です。まあ、あまり引っ張ってもしょうが無いですからねぇ。
ようやく鏡像世界での戦いも終わり元の宇宙に帰還です。
しかし問題はこちらの世界に連れてきてしまったジョージャウ皇帝。これで波乱が起きないはずがありません。経歴と言いバーナムとの関係と言い、今後の物語を面白くする要素としてはかなり美味しいキャラクターであると言えましょう(苦笑)
さて、やっと戻ってきたものの戦況は大幅に悪化してクリンゴンがほぽ勝利を手中にしています。歴史的にこのまま負けるわけがないのは分かっているのですが、この圧倒的不利な状況からどうやって逆転するのでしょうか……?
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