スタートレックDS9:S7第12話「平行世界に消えたゼク」あらすじや感想など
シーズン7 第12話(通算162話)「平行世界に消えたゼク」”The Emperor’s New Cloak”のあらすじ
クワークの元にグランドネーガスのゼクが行方不明になったという連絡が入った。そこに鏡像宇宙のエズリが、ゼクからのメッセージを持って現れる。
ゼクは鏡像宇宙でクリンゴン・カーデシア同盟軍の人質にされており、取り戻したければ遮蔽装置をもってこいというのだ。
クワークとロムはマートク将軍のバードオブ・プレイから遮蔽装置を盗み出すと、大激怒の将軍から逃げるように鏡像宇宙へやってくる。
彼らはテラン反乱軍に捕らえられてしまうが、エズリの仲間ブラントのおかげで脱出し、遮蔽装置を持って同盟軍とのランデブー地点へと向かう。
だが同盟軍の執政官ウォーフと監督官キラは、ゼクを返す気はなかった。
遮蔽装置を手に入れたウォーフは意気揚々とディファイアントを攻撃に向かうが、装置を取り付ける際にロムが行った破壊工作のおかげで形勢は逆転する。
ウォーフは反乱軍の捕虜となり、エズリの協力でゼクも解放された。
ゼクはこの平行世界を新しい市場にしようと意欲を燃やすが、クワークとロムは、もうこの世界にはこりごりなのだった。
補足情報や感想など
- 久々の鏡像宇宙ものです。シリーズ終盤のこの時期になってまでこのネタを入れてくるのには少々驚きます。さすがにこれが最後ですが
- 冒頭に追悼文が入るジェローム・ビクスビー氏というのは、TOSの最初の鏡像宇宙エピソード「イオン嵐の恐怖」の脚本を執筆したSF作家さんです
- 遮蔽した遮蔽装置を運ぶクワークとロムの演技が最高です。もうリアリティもへったくれもないよね(苦笑)
- 鏡像宇宙には遮蔽装置がないそうです。その手の技術が発達する前にテラン帝国が宇宙域を支配してしまったんでしょうね
- 元の世界に戻ってからマートク将軍にとっちめられるクワーク達も見てみたかったなぁ(苦笑)
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