スタートレックDS9:S6第25話「待っている女」あらすじや感想など
シーズン6 第25話(通算149話)「待っている女」”The Sound of Her Voice”のあらすじ
任務を終え帰還途中のディファイアントはルサリアン星系からの救難信号を受信する。
その信号は受信することしか出来なかったが、オブライエンの努力で相互通信を確立する。
発信者は8年前に深宇宙探査に出たオリンピア号の艦長、リサ・キューザックだった。艦は未知のエネルギーバリアの調査中に墜落して遭難したというのだ。
彼女が墜落したのはLクラスの惑星で生存に適さず、ディファイアントが到着するまで彼女の命が持つかはギリギリだった。
生存のための投薬で眠れない彼女のため、シスコ達は通信を繋ぎっぱなしにして誰かしらが話相手になることにする。
明るく聡明な彼女とクルーの皆はすぐに友人になった。
そして惑星に到達したが、エネルギーバリアはディファイアントにとっても危険なため、シスコ達はシャトルでの救出を試みる。
だが地上で発見したのは、3年前に死んだと思われるリサの死体だった。シスコ達は過去の人間と通信していたのだ。
シスコは遺体を持ち帰り、手厚く葬ることにする。
皆は互いの友情を確かめ合いながら、リサに別れを告げるのだった。
補足情報や感想など
- サブエピソードでオドーをペテンにかけるクワークが策士ですねぇ。途中から雲行きが怪しくなり、お約束通り最後に酷い目に遭うかと思っていたら、意外や意外オドーの友情に救われました。前回オブライエンを見逃した点といい、ここ最近のオドーは人間味が増して親しみが持てます。保安主任としては問題ありですが
- ディファイアントのシャトルベイって艦底にあるんですね
- リサ艦長が助からないだろう事は予想出来てしまいますね。声しか登場しないのに彼女の存在感がとても大きいです
- 余談ですが時間を超えた通信というと、本作より後に作られた映画ですが「オーロラの彼方へ」なんて名作もあります
- ほぼ会話だけで続く地味~~~なエピソードですし、最後もハッピーエンドではありませんが、とても心に染みるお話です。最後の葬儀が必要以上に暗くならず、前向きに終わるのも好印象です
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