スタートレックDS9:S4第18話「裁かれるウォーフ」あらすじや感想など
シーズン4 第18話(通算90話)「裁かれるウォーフ」”Rules of Engagement”のあらすじ
クリンゴンの民間船を撃墜したという容疑で、クリンゴン帝国はウォーフの身柄引き渡しを要求してきた。その是非を判断するためステーションで裁判が開かれる。
当時、ウォーフ指揮のディファイアントはカーデシア輸送船団の護衛中で、襲いかかってきたクリンゴン艦2隻と戦闘になっていた。そこに遮蔽を解いた民間船が割り込んできたのだ。
シスコは民間船が戦闘に加わろうとしていたのではないかと疑っていた。一方クリンゴン側はこの事件を利用してこの星域でのクリンゴンの立場を有利にしようと考えていた。
クリンゴン側のチュポック訴追人は、ウォーフがクリンゴン戦士としての凶暴な本能に突き動かされて事件を起こしたと指摘し、それを裏付ける状況証拠も多かった。
さらに、息子のアレキサンダーの名を使って挑発してくるチュポックに対して、ウォーフは法廷内で暴力に訴えてしまう。まんまと策にハマってしまったのだ。
だがオドーは新たな証拠を見つけ出す。撃墜された民間船の乗客名簿が、3ヶ月前にクリンゴンで起きた民間船事故の乗客名簿と完全に一致していたのだ。
ウォーフが撃墜した民間船は実は無人だった。
クリンゴンがウォーフを落とし入れようとしていたことが明らかになり、裁判は終了。ウォーフは指揮官という立場の難しさに悩み、シスコはそんな彼を励ますのだった。
補足情報や感想など
- 定番の裁判ものですが、クリンゴンを絡めてなかなか面白い展開を見せてくれます
- クリンゴンと連邦は同盟関係を解消している割に、こういう犯罪者引き渡し条項は普通に機能しているんですね
- 登場人物が画面のこちら側に話しかける体裁でストーリーが進むのはなかなか新鮮です。クワークのところとかカット割りも絶妙でしたね
- でもモーンが台詞を言いそうになるとカットが変わるのズルい~(苦笑)
- 乗客名簿のような証拠を残しておくとはクリンゴン側も迂闊ですねぇ。ここはちょっと都合良すぎかも
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