デンジマンにまかせよう!バンダイ製デンジタイガーをつくる、その①
古いキットに手を出してしまった
他にも作りかけのプラモがあるというのに、また別のプラモに手を出してしまいました。
今回のネタはバンダイ製の電子戦隊デンジマン「デンジタイガー」です。
デンジマンと言えば1980年の戦隊です。スーパー戦隊シリーズの初期の傑作で、シリーズの基礎を作った作品の一つであることに間違いはありません。今のテレビでは考えられないようなホラー要素も多くて、子供ながらに見ていてかなり怖かった記憶があります。
このプラモデルは1984年にバンダイから発売になったものとのこと。いつ買ったのか覚えてないのですが、うちのマウンテンサイクルに眠っていました。
何回か再販があったそうなのですが、今中古屋で購入すると4000円前後になっているようです。
何でこんな古いキットに手を出したかと言えば、もちろん古い罪プラを消化しようという意図もありますが、きっかけはゼンカイジャーですね(苦笑)
いやー、ゼンカイジャー面白いですね!! 先日のジェットマン最終回攻撃とか大爆笑でしたよ。
で、無性に古い戦隊の映像が見たくなって、昔ゴーカイの時に買った主題歌全集のDVDを流していたりしたのですが、そうしたら無性に古い戦隊の母艦が作りたくなってしまったのです。今の戦隊には無いですからねぇ、この手の母艦要素。
それで手元にあったこれを崩した次第です。
意外と手間がかかるぞこれ
このプラモはハッチが展開して中にデンジファイターを収納できるギミックがあるのですが、この開閉ギミックは思い切って潰してしまうことにしました。
結構ハッチの合いが悪くて大きな段差が出来てしまうんですよ。まあ1984年設計のキットですから仕方ありません。
今回はデンジタイガーのスラッとした船体のイメージを大事にしたかったので、接着して均してしまうことにしました。
それに可動部無くしてしまえば塗装の手間も減るからすぐ作れるだろうという見込みもありました。
いや~、予感はしましたがこの考えは甘かった!!(苦笑)
段差を合わすために削ればディテールはつぶれますから当然そこは作り直しです。それに古いキットだけに広い面にはヒケが結構目立つため、これも修正するわけですがそうすると当然ディテールがつぶれるのでやはり作り直しですよ。
塗装にたどり着くまでが結構大変だと気づくのに時間はかかりませんでした……
とは言うもの、ちまちまと進めてたらなんとかなりました。古いキットの割にはディテールはしっかりしていて修正が思いのほか楽だったのと、全体のフォルムが申し分なかったおかげです。
この頃のバンダイのキットって(ガンプラの旧キットなどもそうですが)パーツそれぞれのフォルムは意外なほど良く出来てるんですよねぇ。
で、ようやくここまでたどり着きました。
元のディテールが良いと言っても前面から上面にかけてはかなり直してます。キャタピラーもキットのままだとかなり左右に出っ張っていたので、劇中のプロップ同様に船体側面とラインが合うように引っ込めてやりました。
あとはサフを吹いては直しサフを吹いては直しの繰り返しです。さあこれで塗装に入れるぞ!
……というとこまで来たのですが、なんでこう雨が続くかなぁ!
追記
正面の装甲だけは取り外せるように細工したので、一応デンジファイターも作りました。結構いいね!