プラ板やマスキングテープなどを綺麗な円に切り出す道具は何がいい?
きれいな円は意外と難しい
先日ガラステーブルミニチュアの天板にするために、透明プラ板を丸く切り出しました。
このくらい大きいサイズの円だと割と切り出すのは楽だったりします(円は小さい方が切り出しが面倒くさい)
今回はこの道具を使用しました。
割と定番の商品なので持っておられる方は多いだろうと思うのですが、ドラパスのパンチコンパスという商品です。いわゆるサークルカッターの一種ですね。
このサークルカッターは普通のカッターの刃を使用する商品です。そのため刃の交換が容易で価格も安価です。これはとてもありがたいですね。やはり切断工具は切れ味を出来るだけ新品に近い状態で保つのが大事なのです。
そしてこの製品は、とても小さい円も切れるという特徴があります。
このくらいの小さいサイズをカットできるサークルカッターというのは、なかなかありません。
もっともこのサイズになるとズレも生じやすいですので、丁寧に注意して作業しないといけませんけどね(上の写真はちょっと歪んでしまっています)
こういったマスキングテープを丸くカットするような場面は割とあるのですが、そういうときはサイズが合うのであればポンチを使ってしまうという手もあります。
こちらは100円ショップのダイソーで販売されているポンチのセットです。
2mmと7mm、3mmと6mmがそれぞれセットになって販売されています(2mmと3mmでセットにしてくれればいいのになぁ)
プラ板を抜くには少々厳しいですが、マスキングテープを抜き出すには割と便利です。
まあ大量に丸いマスキングが必要な場合はいちいち切り出すのも大変なので、市販の丸形マスキングシートなどを利用した方が早いと思いますけどね(サイズは限られますが)
他にもやり方としては、製図用のテンプレートを利用するという手もあります。ただこれもサイズは限られます。そもそもテンプレートに無いサイズは切ることが出来ませんからね(あたりまえ)
テンプレートを当てて丁寧にケガいていけば切り出すことが出来ます。
サークルカッターのように中心に針を打つ必要がありませんので、中心に傷が付かずに済むというのも良い点です。
上の写真だとプラスチック製のテンプレートを使っちゃってますが、切り出し作業の場合は金属製のテンプレートを使う方が無難です。でないと折角のテンプレートがすぐに削れてダメになってしまいますからね(ただ透明だと下を確認しやすい利点があるのです)
金属製のテンプレートは田宮さんなどから販売されていますので比較的入手は容易です。筋彫りなどのガイドとしても使えますので、便利な道具はどんどん使っていくのが良いのではないかと思います。