これが本当の戦士の飲み物、ブラッドワイン【スター・トレック:キッチン Replicate.5】
Replicate.5 「ブラッドワイン」”Bloodwine”
ウォーフだけはプルーンジュースを戦士の飲み物と呼んでいましたが、クリンゴン人達にとって一般的な戦士の飲み物はこのお酒、ブラッドワインです。
シリーズでは頻繁に登場し、もちろんクワークの店でも注文できます。
その名の通り血のような赤色のお酒で、ウイスキーの倍強いと言われています。一般的なウイスキーのアルコール度数は40%程度ですから、その倍と言ったら80%ですよ!!!
地球にもそのくらいの強い酒はありますが、クリンゴン人のようにジョッキでガブガブと飲むようなものではありません。
まあ、クリンゴン人は戦闘で内臓が傷ついても簡単に死なないように臓器が複数あるそうなので、多分肝臓も2つあってアルコールの処理が2倍早いのでしょう(苦笑)
劇中での描写
個人的に印象に残っているのはDS9シーズン5第1話「可変種の脅威 第二幕・後編」での描写。
クリンゴンのバトラフ勲章受章候補者が集まって宴会をしているのですが、彼らはジョッキを直接ブラッドワインの樽に突っ込んで汲み上げ、一晩中飲み明かします。
そして翌朝までシラフを保てず酔い潰れてしまうようなら、勲章を受章する資格はないのだそうです。
80度の酒をガブガブと一晩中飲み明かすなど、地球人には到底真似できるものではありませんね(苦笑)
地球でも楽しみましょう
さてこのブラッドワイン、実はアメリカで購入することが出来ます。
(画像引用元:startrekwines https://startrekwines.com/)
価格は2本で100ドルとのこと。中身はさすがに普通のワインだそうです。
わたしも購入してみようかと思ったのですが、残念ながら海外への発送は行っていないそうです。
ちなみにこちらのショップではこのような商品も扱っていらっしゃいます。
(画像引用元:startrekwines https://startrekwines.com/)
こちらは2386年もののシャトーピカードのワインです。ローワーデッキ・シーズン2第2話「ケイション 彼の目は開かれた」 にはこの箱の状態で登場しています。ローワーデッキの時代設定は2381年ですので、2386年の表記で登場したということは、紛れもなくこの商品ということになるわけです。
こちらも日本への発送はしておられないそうですので、どうしても欲しい方はアメリカへ行かれる友人知人などに頼むか、自分で買いに行くしかないようです。
とりあえず代用品で楽しみましょう
海外のファンの方のレシピで、簡単にできる物があったので真似をしてみました。
と言っても要するにカクテルのネグローニです。ジンとベルモット・ロッソ(赤)とカンパリを1:1:1で混ぜて作ります。ベルモットはその辺のスーパーではなかなか置いてないと思いますが、ジンやカンパリは比較的入手が容易なお酒です。
レシピだとこれをさらにワイン樽に入れて6~8週間熟成させる(またはフレンチオークのチップなどを入れて熟成させる)とのことだったのですが、そこは面倒なので省略しました。ただのネグローニです。
80度には到底届きませんが、ジンを使うのでそれなりに強いお酒になります。カンパリとベルモットのおかげでしっかり赤いですね。
ただこれでも十分強いので私はソーダ割りにしてしまいました。やはり私は戦士にはなれそうにありません……