スタートレック:ディスカバリーS1第4話「殺戮者のナイフは子羊の悲鳴など気にかけない」あらすじとか情報整理とか感想とか
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シーズン1 第4話「殺戮者のナイフは子羊の悲鳴など気にかけない」The Butcher’s Knife Cares Not for the Lamb’s Cry
サブタイトル長え!
今回は前回に引き続きディスカバリーの事情が描かれていきますが、今ひとつ分かりにくかったクリンゴン側のキャラクターにも焦点が当たっていきます…
(以下ネタバレあり)
第4話のあらすじ
囚人服から艦隊の制服に着替えたバーナムの元に、ジョージャウ船長の遺品が届く。しかしバーナムはそれを開く気にはなれなかった。
ロルカ船長はグレンから回収した怪物”クマムシ”をバーナムに見せ、分析の上で武器に転用するよう命令する。
クリンゴンの襲撃を受けたコルバン2号星からの救援要請に応じるため、ディスカバリーは長距離ジャンプに挑むが失敗する。
その際のクマムシの変化に気付いたバーナムは、クマムシに胞子ドライブのナビゲート能力があることを突き止める。
一方 ”死者の船”はリーダーのトゥクグマを失いヴォークが率いていた。しかし先の戦闘で航行能力を失ったまま半年が経過しており、食料にも困窮する状態だった。
その死者の船に、クリンゴン24名家の1つコール家のコルがやってくる。コルは食料を提供してクルーを味方に付け、死者の船を手に入れる。コルの目的は船に搭載された遮蔽装置だった。
コルはヴォークを殺そうとするが、トゥクグマの副官だったルレルの提案により、ヴォークはシェンジョウの残骸に置き去りにされる。だがこれはヴォークを助けるためのルレルの策略で、ルレルもヴォークとともにシェンジョウに残る。
クマムシをナビゲート装置に組み込んだディスカバリーはコルバン2号星へのジャンプに成功。襲撃していたクリンゴン艦を殲滅する。
自室に戻ったバーナムは、ジョージャウ船長の遺言を開く…
情報を整理してみる
- コルバン2号星には連邦の使用するダイリチウムの4割を産出する鉱山がある(ダイリチウムがないとワープできない)
- 今回から登場のディスカバリー号メインキャラクター
医療部長のヒュー・カルバー(地球人) - 胞子ドライブは銀河に広がる菌糸の網のネットワークを利用してジャンプする
- クマムシはマイセリウムと共生関係にあり、ネットワークからジャンプ先の座標を特定することができる
今回の感想
ディスカバリー側のストーリーでは、胞子ドライブが生命体依存の特殊なシステムであることが描かれます。戦闘では圧倒的に有利なシステムではありますが、その反面きわめて不安定な装置でもあるというわけです。まあそのくらいの欠点がないと便利すぎてお話のバランスを崩してしまいますからね。
あとクマムシは意外とカワイイです(苦笑)
今回からまたクリンゴン側の描写が増えてきました。
それにしても半年間漂流していたってのもあんまりですねぇ。そんなに長い間何も進展がなかったのでは、船のクルーがヴォークを裏切るのも当たり前かと思います。食料にも困っていたというなら尚更です。
今回はヴォークとルレルという二人のクリンゴン人に焦点が当たっており、今後この2人を中心にクリンゴン側のストーリーが展開することが予期されるわけですが、半年漂流して裏切られるっていう辺りであまり有能なキャラクターには思えないですし、クリンゴン語の芝居や演出も大仰すぎて、どうにもあまり魅力を感じられないんですよねぇ…
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