スタートレック: SNW・S4第9話「ワンス・ラアン・ア・タイム」あらすじや感想など
シーズン4 第9話「ワンス・ラアン・ア・タイム」”Once La’An a Time”のあらすじ
クルー達は精神的に不安定な様子を見せるラアンのことを心配していた。だがムベンガの診断では健康状態に問題は無く、周囲も必要以上の干渉は出来ないでいた。
そんな折、奇妙な惑星に遭遇する。
明らかに異常なその惑星に上陸したパイク達は、中世的な城や、クルーとそっくりな現地人に遭遇する。
どうやら以前遭遇した「エリシアの王国」の設定が、ここではそのまま再現されているらしい。
そこでパイク達は物語の設定にあわせて登場人物の姿に扮することにする。しかしパイク達は、突如現れた女王の近衛兵によって捕らえられてしまった。
一人残されたラアンは、船長達を救出するべく行動を開始するのだが……
情報を整理してみる
- 今回の宇宙歴は2355.6(2262年)
- ベンザイト人は旧作のモブでよく登場していた異星人です

(画像引用元:memory-alphaより)
人間向けの大気が呼吸に適さないため当初は呼吸器を付けていたのですが、24世紀後半には無くても大丈夫になりました - 今回はシーズン1第8話「エリシアの王国」の設定を使ったファンタジー風エピソードですね
今回の感想
上陸した先が中世ファンタジー的な世界だった、みたいな展開は別にいいんですよ。TOSじゃそういうのよくありましたし。
でも無理にエリシアの王国に繋げたんで変なことになってないですか、コレ。
前回の時は事件に対してちゃんとSF的な理屈づけと説明をしてましたし、その辺に脚本の努力を感じられたんですが、今回は設定を流用することが先に来てるのか、なんでこんな惑星が存在しているのかという理論づけについては完全に放り投げちゃってますね(ホロデッキがあればこういうのは楽なんだけどなー)
まあ今回はラアンが自分と向き合うのがメインテーマなので、あくまで舞台設定として過去ネタを使うのは別にいいと思います。でもドクタームベンガが「物語のような星が、自分の感情と向き合うチャンスをくれた」などと今回のテーマを台詞でそのまま語っちゃうのはいけませんよ。しかもこの台詞の後、上陸班が本来行うべき「現地の調査」という目的は完全にどっか行っちゃってますし、惑星の正体についても結局曖昧なままですよ。パイク船長も相変わらずの役立たず……
それでもお話自体が面白ければ良かったんですが、よく知らないファンタジー世界の設定をベースに事件が起きたり解決策が出てきても、そりゃ絵空ごと感が強くてストーリーに入り込めませんわな。
そういえば物語というか演劇を通じてキャラクターが自分を見つめ直すってのは、スターフリートアカデミーでもやってましたね。あれも題材となった演劇の内容を一切知らなかったんで、全く入り込めなかったんですよねぇ。
あと、ビジュアル的には「エンタープライズVSドラゴン」をやりたかったんだろうなぁ、というのがバレバレです(苦笑)
まあ今回は、ラアン役クリスティーナさんの愛犬がかわいかったので、そこはヨシとしましょう……
「SNW」の目次ページはこちら
