スタートレック: SNW・S4第7話「クロニトンが砂時計を落ちるように」あらすじや感想など
シーズン4 第7話「クロニトンが砂時計を落ちるように」”Like Chronitons Through the Hourglass”のあらすじ
医療室で目を覚ましたパイク船長は、周囲の様子がおかしいことに気づく。
照明は妙に明るくフィルターがかかっており、クルーの言動もやたらと芝居がかっているのだ。しかしこの異変に気づいているのはパイク船長だけ。
さらにスポックはシャトル事故で心臓移植が必要な状態となり、ウフーラは自分がパイクの娘だと言いだす始末。
だがパイク船長はこの異常事態を引き起こしている存在に思い当たった。案の定、パイク船長の前に姿を現したのは・・・・・・
情報を整理してみる
- 今回の宇宙歴は2654.9(2262年)
- 今回のサブタイトルはアメリカの有名な昼メロ「Days of Our Lives」のナレーションのパロディだそうなのですが、日本では放送も配信もされていないのでサッパリわかりません
- サイボックはスポックの異母兄弟。劇場版「新たなる未知へ」に登場します
- カウンセラーのドクターチバースを演じているデイドラ・ホールさんは「Days of Our Lives」でメインキャラクターの精神科医役を演じているそうです。要するに他のドラマからキャラクターをもってきてるような状態で、完全にメタネタなわけですね
- トリレーンはシーズン3第2話「ウェディング・ベル・ブルース」以来2度目の登場。今回も明言はされませんが、まあ明らかに"Q"です
- カル・トーはバルカンのパズル。ヴォイジャーでよく登場しました
- 全てが昼メロ調になっているため、芝居も演出もカット割りも昼メロの伝統的手法を踏襲していました
- どうやらトリレーン(Qジュニア)は、Q連続体の論文課題のために今回の状況を作っているようです
- 手が震えて手術が出来なくなる医者とか、出生の秘密とか、兄弟の間で揺れる恋心とか、いかにも昼メロでやりそうなネタをつめこんでますね
- 今回はエンドクレジットの後にも昼メロ調のオマケがあります。これも「Days of Our Lives」のパロディとのこと
今回の感想
またネタ回に逆戻りです。今回はなんと昼メロ回。さすがに予想外すぎて「うわぁ」ってなりましたよ。
いやまあ事件の原因がハッキリしている分なんの説明もないエピソードよりはマシなんですけど、原因を"Q"にしちゃうというのは言ってみれば最後の手段というかSF的な説明を放り投げてる状態なんで、あんまり使っちゃいけないんですよねぇ。
といった物語の構造が序盤で分かってしまうので「今回ハズレかなぁ」と言う印象だったのですが、終盤は意外にもいい感じに化けました。
シーズン3最終回「新たな生命、新たな文明」で描かれた「パイク船長とバテル大佐の、あったかも知れない人生」に繋げてきたのは驚いた。
今回登場した娘のジュリエットを、単に「パイク船長の心が反映されただけの幻」と切り捨てるのではなく、あの人生もひとつの現実と解釈するのはしっくりしました。
無数のタイムラインのどこかには、バテル船長やジュリエットと幸せに過ごせる世界があるのかもしれませんね。パイク船長は割と他のタイムラインでも酷い目に遭いがちなので(苦笑)そういう幸せな世界も存在して欲しいです。
ラストのパイク船長の涙は、本当に実感がこもっていてグッときました。これを昼メロ回などというトンチキ回の一部で終わらせちゃうのは実に惜しいというかもったいない。こっちをメインにして十分に1エピソード作れたんじゃないかと思いますよ。
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