スタートレック:スターフリートアカデミーS1第9話「三百夜」あらすじや感想など
(以下、ストーリーのネタばれを含みます)
シーズン1第9話「三百夜」”300th Night” のあらすじ
開校から300日。初年度の最終日となり、学内はパーティで盛り上がっていた。
だがケイレブは、母のことやタリマのことがわだかまりとなっており、お祭り騒ぎにも打ち解けることが出来ず、友人達とも距離を置いてしまう。
だがサムとの会話からヒントを得た彼は、母親からの暗号メッセージの解読に成功。ついにその居場所を突き止めた。彼は密かにUSSアテナを抜け出して、シャトルで母の元へ向かうことにするのだが……
一方、ヌース・ブラッカは盗み出した「オメガ47」を用いて機雷を作り上げていた。デモンストレーションで見せた強力な爆発力は亜空間を破壊し、宇宙域のワープ航行を不可能にしてしまう。
連邦は防衛体制を固めるため艦隊を領域内に集結させ、アーケ校長はヌース・ブラッカへの対抗策に意欲を燃やすのだが……
情報を整理してみる
- 今回は宇宙暦の提示なし
- 今回の監督は毎度おなじみジョナサン・フレイクス氏です
- 惑星連邦の新しい本庁舎が完成し、ベータゼットで落成式が行われるとのこと。USSアテナも学生達を乗せて落成式へ向かいます
- クリンゴンの儀式「ルスタイ」は、TNGシーズン3第5話「悲しみの幻影」に登場。「チョハ・トゥルース」は、TNGシーズン2第18話「新たなる息吹」で登場
- オメガ分子は、VOYシーズン4第21話「戦慄!オメガ破壊指令」で登場。強力ですが非常に不安定な物質で、ボーグ集合体ですら合成に成功していませんでした。今回登場している「オメガ47」は連邦が生成したオメガ分子の変異体で、安定化に成功しているようです
- ケイレブの母親は惑星ウケックに居ることが分かりましたが、ウケックは連邦領域外にあり、ヴェナリ・ラルによって侵略を受けている真っ最中でした
- ウケックに向かうケイレブにはサム、ダレム、ライスが強引に同行
- アーケ校長は最小限の人数でケイレブ達の後を追うことにし、ホロドクターとリノ中佐だけをクルーにウケックへと向かいます。しかしジェイデンとタリマが付いてきてしまいました
- ケイレブは無事母親と再会しました
- ダレム達はヴェナリ・ラルに捕まってしまいましたが、駆けつけたアーケ校長によって救出されました。しかしケイレブの母親は重傷を負ってしまい、アテナも第2船体を置いて円盤部だけで逃走する羽目になりました
- 字幕では「クーマ作戦」となっていましたが「クマウ」ですね。クマウはDISシーズン5第1話「レッド指令」で登場した惑星です。このエピソードではディスカバリーとアンタレスが大気圏突入していますので、それを指していると思われます
- 連邦領域はヌース・ブラッカの機雷によって包囲されてしまいました
- 最後の方で表示された星図が興味深いところです
ヴェナリ・ラルの支配領域はカーデシア領域とフェレンギ領域の間、ツェンケチのあたりになっていました。かつてロミュラン領域だった所はサロセイン領域との表記でびっくり(サロセインはディスカバリーシーズン3以降で時折登場している異星人ですが、これまでモブでしか登場していません)
今回「連邦領域」として機雷に囲われた範囲だと、ベイジョーは完全に領域外になってしまいますね。トリルはヴェナリ・ラル領域内? ベータゼットはかなり領域の境界ギリギリ。クリンゴンは絶滅寸前の割にはちゃんと領域が図示されています。ウケックも星図に示された位置だとベイジョーよりだいぶ地球寄りなんですよねぇ。
とまあ、あちこち不可解が部分はあるんですが、あくまで「地球」を中心とした旧来の連邦領域をベースにしているようです。また24世紀頃に比べるとだいぶ狭い領域になったなぁという感じはします(でも狭くなったとはいえそれを全部機雷で覆うってのは、いくらなんでもだいぶ無理があると思いますけどねぇ)
今回の感想
まあ案の定、ヌース・ブラッカに盗まれた物はかなりヤバイやつでした。こんなヤバイ物を作ってたのに警備がなってなかったのには、艦隊アホか!って思いますわよー
艦隊が連邦領域に集結してると言うセリフを聞いて「どうみてもそれが目的だろー!!気づけよー!」って思った人は多いでしょう。艦隊が集結した所を狙うのはパターンですからね。
USSアテナの広いブリッジセットに3人しかいないと、空間がだいぶ広く感じます。せめてソク副長にはついてきて欲しかったなー。アテナの正規クルーの皆さんは本当に影が薄いまま終わっちゃいそうなのが残念です。
まあ、あくまでメインは候補生達ということなのでしょう。
サムが前回のエピソードを経て、ちゃんとキャラクターに変化が生じているのは上手かったですね。以前から強引なところはありましたが、輪をかけてグイグイ来るんで驚きましたよ。変化という点ではダレムの方は親しみやすさが増してる印象で、彼の場合は何だかいい感じに自然体になってきたように思います。
憎まれ口を叩いて友達と別れようとするシーンは、ベタですけどケイレブ達の心情がしっかり出てて良かったですよ。ダレム君そこでジェイデンの名前を持ち出すのはズルいわー。
さて、連邦領域が機雷で封鎖されて大ピンチという状況で次回へ続くなんですが、なんかこうあまり大ピンチでハラハラする!という感じがしないのは何故かしら。
あれだけの広大な空間を機雷で封鎖するのはさすがに無理すぎてどっかに穴がありそうな気がしますし、なにより胞子ジャンプがあれば簡単にすり抜けられそうですものねぇ。
ヌース・ブラッカもねちっこくて嫌らしい敵ではありますが、搦め手で攻めてくるのが得意な相手であって、純粋な強敵という印象はないんですよ。
お母さんが不倶戴天の敵であるアーケ校長と対面! って方がよほどドキドキしています(苦笑)
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