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スタートレック・エンタープライズ:S4第15話「クリンゴンの苦境」あらすじや感想など

05.エンタープライズ(ENT)

シーズン4 第15話(通算91話)「クリンゴンの苦境」”Affliction”のあらすじ

NX-02コロンビア号がついに就役することになった。それに合わせてエンタープライズも地球へ帰還。トリップは機関主任として転属することになり、トゥポルと彼の関係はギクシャクする。

一方、久々の地球で食事を楽しんでいたドクター・フロックスは突然何者かの襲撃を受け連れ去られてしまう。どうやら犯行にはライジェル人が関わっているらしい。

リードの元には、かつての上司ハリスが接触してきていた。ハリスはフロックスがさらわれた理由を把握しているらしい。ハリスはリードに何かの任務を命じ……

フロックスはクリンゴンのクヴァット・コロニーに連れてこられていた。そこでクリンゴン人の医師ドクター・アンタークへの協力を要請される。

クリンゴンでは謎の病原菌が広まり、絶滅の危機にあるのだという。そのためフロックスの知識を必要としていたのだ。不本意ではあったが、大勢の命を救うためにフロックスは力を貸すことにする。

しかし調査を始めたフロックスは、問題の病原菌に優生人類の遺伝子を発見した。

実はクリンゴン人達は、優生人類の遺伝子特性を組み込んだ「優生クリンゴン」を作ろうとしていたのだ。だがその試みは失敗していた。

レヴォディア風邪のウイルスと結合した優性遺伝子は、空気感染でクリンゴンを殺す脅威へと変異してしまったのだ。

その頃、破壊されたライジェル船を発見し調査していたエンタープライズは何者かの襲撃を受ける。襲撃者の一人を捕らえると、それは外見こそ人間に似ていたが紛れもなくクリンゴン人だった。

あらゆる状況証拠がクリンゴンの関与を示唆していたが、リードはそれと反する報告を続けていた。アーチャーはリードを解任し問い詰めるが、リードは黙して語らない。

しかしクリンゴン人がエンタープライズに施した細工により、船は暴走を始めてしまい……

補足情報や感想など

  • クリンゴン人の外見がなぜ「宇宙大作戦」とそれ以降で全く異なるのかという「外部のものには明かさないことになっている」長年の問題に結論を付ける超意欲作です! このネタに切り込んだ当時のスタッフには拍手を送りたい!!(ただその苦労はディスカバリーでリセットされてしまうのですが……)
  • あらかじめDS9シーズン5第6話「伝説の時空へ」を見ておくのがオススメです
  • 台詞にあった「ハークの侵略」についてはDS9シーズン4第9話「カーレスの剣」にて語られています。ガンマ宇宙域のハーク人によりクリンゴンが襲撃された事件です
  • クリンゴン人は「野望の果て」の際に破壊されたバード・オブ・プレイから優生人類の受精卵を入手し、今回の研究を行っていたとのことです
  • 更にはリードが何やら不審な行動を続けていますが、これもシリーズで有名な「あの組織」に関わることになります。まだ前編なのでその正体についてはお預けです
  • やっと登場したマダム・チャンの店の料理も見たかったなー

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2022年5月4日05.エンタープライズ(ENT)

Posted by raccoon81920