壽屋プラモ・初音ミク制作日記その8【出来ました】
完成しました
予定通り雪ミクですが結構手間がかかってしまいました。やはり可動フィギュアの全塗装仕上げは色々と厄介です。プロの作例を真似して作ってみると、自分の技術の低さが良く分かってしまいますわ・・・
前回以降の作業箇所
スカートは最初先に水色の方を塗ってしまったのですが、塗った後でヒラヒラの形状的にこっちを先に塗ってマスキングする方が楽だと気づいたので濃い青を塗ってから再度水色を塗ることにしました。一部パーティングラインの処理漏れも見つけてしまったので手直し後にサーフェーサーも吹き直してます。裏側の方の色分けはマスキングテープではなくガイアのマスキングコートを使って大雑把に済ませています。
スピーカーポッドやマイクなどの塗装。特に変わった事はしていませんが、今回一番メカっぽい部分なので、あえてつや消しにしないで光沢を残して仕上げています。腰に付けるスピーカーユニットは可動部が多いので可動軸を削っての可動調整と塗装のためのクリアランス調整が大変面倒でした。展示ベースも白にしましたが、動かすと塗装が剥がれてしまうため大変使いにくい展示ベースになってしまいましたね・・・
デカール貼りです。今回デカールは3枚だけです。瞳デカールに比べれば簡単すぎるレベルですね。一応私のデカール貼り手順を書いておくと
- 貼る場所にマークセッターを塗る
- デカールを置いて位置を決める
- 余分な水分を塗れた筆で拭い取って10分程度乾かす
- マークソフターを塗ってまた少し乾かす(余分なソフターは塗れた筆で拭い取る)
- 濡らした綿棒で押さえつけてしっかり密着させる
という手順です。マークソフターは使わずに済むならそれに超した事はないんですけどね。またマークソフターは塗ってすぐ綿棒で抑えようとすると動いて破れたりしますので、慌てて触ってはいけません。
墨入れはガンダムマーカーだけで済ませました。使ったのはグレーの極細ペンと筆ペンの2本だけです。お手軽仕上げです。
手のパーツは指の先端にファレホのブルーでマニキュアを置いてやりました。細かい形にこだわっていると終わらなくなるので、あまり気にせずちょんちょんと面相筆で塗料を置いていっただけなのですが、十分それっぽく見えますね。
仕上げは例によってスムースクリアーです。スムースクリアーは砂吹きせずにしっかり吹き付ける事が推奨されていますので、0.5口径のエアブラシでたっぷり吹くことにしています。
コトブキヤさんのプラモはめんどくせーー
と言うわけで完成です。とにかく各種素材が入り交じっていて塗装下地の処理に一手間かかるのと、可動軸がどれもこれもキツめなので調整に時間がかかかるのが厄介ですね。パーツの合わせも良くない箇所が結構ありましたし、このプラモしっかり作ろうと思うと結構な上級者向けだと思いますよ。パチ組みだけでも可動軸や合わせの調整が必要ですしね。
次は息抜きに少し組み立てが楽なプラモを作る予定です。