スタートレックDS9:S6第15話「非情の捜査線」あらすじや感想など
シーズン6 第15話(通算139話)「非情の捜査線」”Honor Among Thieves”のあらすじ
艦隊情報部に協力し、オブライエンはオリオン・シンジケートへの潜入捜査を行うことになった。
組織の構成員ビルビーに接触した彼は、有能な技術者として入り込み信頼を勝ち得ていく。そした予定通り、艦隊に侵入しているスパイの正体を突き止める事に成功する。
そこに、ビルビーに指示を与えているレイムスという大物がボルタ人を連れて現れた。
オリオン・シンジケートがドミニオンと通じていることを知ってオブライエンは驚愕する。
状況が変わったことで潜入捜査は延長されるが、オブライエンは日に日にビルビーと親しくなり友情を感じるようになってしまう。
ボルタ人の指示により、クリンゴン大使の暗殺計画が行われることになった。連邦とクリンゴンの同盟関係を壊すのが目的だった。
計画はオブライエンからの通報で筒抜けのため、実施すれば確実に失敗する。クリンゴン達は間違いなく実行犯を殺すだろう。
だが実施しなければシンジケートはビルビーやその家族に制裁を加える。
オブライエンは正体を明かしビルビーを止めようとするが、全てを理解して尚、ビルビーは暗殺計画へと向かっていった。
オブライエンは無事DS9に帰還するが、信じてくれた友を死に追いやってしまったことに心を痛めるのだった。
補足情報や感想など
- 久々のオブライエン主役エピソードです。オブライエンとハードボイルドという妙な組み合わせですが、これがなかなかハマっています
- 戦時中に最前線基地の現場エンジニアチーフが潜入捜査というのは、さすがに少々無理があるような気がしますね
- 惑星ライサ天候管理システムの元責任者はレイムスに金で抱き込まれてスパイをしているそうですが、この責任者が金に困ってたのってウォーフのせいなんじゃ……(シーズン5第7話「享楽の星・ライサ」でウォーフはライサの天候システムを勝手に壊しました。責任者が処分を受けたことは十分考えられます……)
- 情報部の人とオブライエンがいつも路地の目立つところで接触していたのには不安でしょうがなかったです。あれでよくバレなかったものです
- もうちょっと何とか上手く暗殺計画を潰す方法はあったんじゃないかという気はするのですが、それでビルビーを死なさずに丸く収めてしまうとテーマからズレてしまいますので、仕方ないところなのでしょう
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