【お知らせ】

セキュリティ上の問題からレイアウトの変更を実施中です
またこれを機に古い記事の整理も行っております
表示がおかしくなっている場所やリンク切れがあり申し訳ございません。順次修正致します

スタートレックDS9:S5第2話「神の船」あらすじや感想など

03.ディープスペース9(DS9)

シーズン5 第2話(通算100話)「神の船」”The Ship”のあらすじ

ガンマ宇宙域の無人惑星トーガ4号星の調査を行っていたシスコ達は、ジェム・ハダー戦艦の墜落に遭遇する。

乗員は全て死亡していたが、ほぼ原形をとどめたジェム・ハダー艦を入手したことは幸運だった。シスコはこれを持ち帰りたいと考える。

だが軌道上にジェム・ハダー艦が現れ、シスコ達が乗ってきたランナバウトは撃墜される。

上陸班もジェム・ハダー部隊の奇襲を受け、シスコ達は墜落艦に逃げ込んで立てこもることになってしまう。

襲撃してきた部隊を率いるボルタ人のキラーナが交渉を呼びかけてきた。

彼女はシスコに墜落艦の返還を要求する。しかしシスコもそう簡単に応じるつもりはない。

交渉の最中にもジェム・ハダーは墜落艦を取り戻そうと攻撃してくるが、その攻撃は精彩を欠いていた。どうやら艦内に何か大事なものがあるらしい。

交渉は決裂した。墜落艦に閉じ込められたシスコ達は断続的な砲撃を受け続け、精神的に疲労が積み重なっていく。ケガをした技術部員のムニズが命を落とし、艦を動かそうという試みも失敗する。

だがシスコ達は、艦内に可変種が潜んでいることを発見する。その可変種は姿が保てなくなって死にかけていた。キラーナが求めていたのはこの可変種だったのだ。

だが可変種はそのまま死んでしまう。

創設者を守れなかったジェム・ハダー達は責任をとって自決する。

互いにもっと信じ合っていれば、ランナバウトの乗員もムニズも、そして可変種もジェム・ハダー達も命を落とさずに済んだのにとシスコは嘆く。

結局、互いの不信感が事態を悪化させてしまったのだ。

だが死んだ者は還らない。シスコ達の心は重かった……

補足情報や感想など

  • 今回はロケシーンが多いですが、冒頭のシーンは日差しが強くてシスコの頭がかなり光ってたのが気になって気になって……(苦笑)
  • 惑星トーガは一番近いジェム・ハダーの基地から3週間かかる距離にあるそうです
  • 技術部員のムニズはシーズン4第19話「つくられた記憶」でもチラッと登場していましたが、名前を呼ばれたのは今回からですね。急に名前を呼ばれる上陸班員が出てくると死んでしまうというのはシリーズの悪しき伝統と言えますが、その死についてかなりの重みを持たせていました。こういうところは唸らされます
  • ウォーフがアクヴォーという死体を守る儀式の説明をしていました。でもクリンゴンは死体は魂の抜け殻だから大事にしないんじゃなかったのでは……?
    この辺の設定はシリーズ中で色々変化があって、TNGの初期では死体はぞんざいに扱ってますが、ディスカバリーだとわざわざ死体を回収したりします(そこをバーナムにつけ込まれるわけですが)
  • 今回シスコ達はジェム・ハダー艦を入手しましたので、この件は覚えておきましょう
  • 交渉において大事なのは相手を信じることなのか、それとも用心を怠らず疑ってかかることなのか。大変難しい問題です

DS9の目次ページはこちら

03.ディープスペース9(DS9)

Posted by raccoon81920