スタートレックDS9:S3第23話「クワークの母」あらすじや感想など
シーズン3 第23話(通算69話)「クワークの母」”Family Business”のあらすじ
大忙しのクワークの店にFCA(フェレンギ会計監査局)が立ち入り検査にやってきた。クワークとロムは青ざめる。
容疑はフェレンギ商取引法第1027条第3項に対する違反、”家族への監督府行き届き”というものだった。
クワークの母イシュカが、フェレンギの法に反して金儲けをしているというのだ。その責任が家長であるクワークに及んだのだ。
クワークとロムは大急ぎで故郷の母の元を尋ねる。20年ぶりの帰郷だった。
イシュカはフェレンギ人の文化に否定的でプライドも高く、革新的な考えの持ち主だった。彼女は罪を認めて供述書に署名するくらいなら、奴隷になることを選ぶような女性なのだ。
しかし彼女が稼いだ金額は莫大で、クワークの全財産よりも多かった。つまり母が罪を認めず家長のクワークが罰金を払えば、クワークは破産するということだった。
クワークとイシュカは徹底的に対立するが、家族がバラバラになることが耐えられないロムは2人を無理矢理話し合いの席に着かせる。
死んだ父親とロムの存在が家族をつなぎ止め、イシュカは観念して供述書に署名する。
イシュカの儲けは当局に没収され、クワークとロムはDS9に帰って行く。
だが実はイシュカが申告した金額は全儲けの1/3に過ぎなかった。これはイシュカとロムだけの秘密なのだった。
補足情報や感想など
- シスコが作ってるチキンパプリカが美味しそうです
- キャシディ・イエイツ船長が初登場です。今回はこの船長とクワークの母が、共に気の強い自立した女性として対比になってるんですね
- ノーグは艦隊アカデミー入試のための勉強に熱心だそうです。アカデミー入試は難しいですからねぇ
- 母親に甘えるロムが微笑ましいですが、母親が素っ裸というフェレンギの文化にはどうも馴染めません(苦笑)
- エレベーター使うだけでラチナム7枚は高いですね。払うのが嫌で40階を駆け上がるクワークの足腰つええ
- 野球はこの世界では200年前に廃れたとのこと。つまりENT~ロミュラン戦争の頃に廃れたということのようです
- セスタス3号星では半年前から野球リーグが発足して盛り上がっているそうです。シスコが物凄い勢いで食いつきましたね(苦笑)
- ちなみにセスタス3号星はTOSシーズン1第18話「怪獣ゴーンとの対決」でゴーン人との激戦が繰り広げられた惑星です。この時代には平和に植民が行われているようですね
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