新スタートレック:S6第25話「時空歪曲地帯」あらすじや感想など
シーズン6 第25話(通算151話)「時空歪曲地帯」”Timescape”のあらすじ
ピカード、データ、ジョーディ、ディアナの4人は会議を終えてランナバウトでエンタープライズに向かっていた。
のんびりした雰囲気の船内だったが、船内で時間の異常が起こり始める。どうやら時間の歪みが発生しているらしい。彼らは歪みをよけながらエンタープライズを目指す。
一方艦長不在のエンタープライズはロミュランからの救難信号をキャッチし、救助に向かっていた。
ピカード達がたどり着いたとき、エンタープライズとロミュラン艦は時間停止状態にあった。
亜空間フィールドで時間制止から身を守りつつ状況を調査するが、エンタープライズはワープコアが爆発寸前の危険な状態だった。
次にロミュラン艦を調査すると、ロミュラン艦の動力源である人口ブラックホールが時間渦の中心であり、その中に生命体の痕跡があった。
ロミュラン艦の中にはロミュラン人に化けた異星人がいた。それはブラックホールに子供を産む生命体だった。彼らが普通のブラックホールと間違えてロミュラン艦の動力に子供を産んでしまったのが全ての始まりだった。
エンタープライズはロミュラン艦の動力を復旧させるためにエネルギービームを送り、それが原因で時空連続体が裂けてしまっていたのだ。
ピカードは時間を逆行させ、エンタープライズの危機を回避する作戦を立てる。
逆行には成功するがもう一人残っていた異星人に妨害を受け、エネルギービームを止めることには失敗する。このままではやはり爆発が起きてしまう。
ピカードはランナバウトでビームを遮ってエンタープライズの爆発と時空の断裂を防ぐ。
異星人は彼らの次元へと姿を消し、ロミュラン艦も彼らと共に姿を消すが、乗員は全て無事にエンタープライズに救出されるのだった。
補足情報や感想など
- ライカー副長は猫苦手かー
- DS9ではお馴染みの小型船ランナバウトがTNGでも登場です
- ディアナが心を落ち着けるために耳の後ろをトントンする動作をちゃんとやってました(シーズン6第2話「プラズマ放電の謎」でバークレーにレクチャーしていたプラクシングというリラックス法です)
- デビディア2号星で使った亜空間フィールドというのは「タイム・スリップ・エイリアン・前後編」で使ったものですね
- ディアナがロミュラン艦で過ごしたというのは「ロミュラン帝国亡命作戦」でのお話です
- 伏線や状況が入り組んでいるので1度見ただけでは理解しにくいお話ですが、SF的なギミックにあふれていて展開も2転3転してかなり楽しめます
- 時間ものならではの細かい矛盾点はあまり気にせずに楽しみましょう。あと頑張って止まっている役者の方々頑張れーという気持ちも忘れずに(苦笑)
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