シーズン4 第2話(通算76話)「戦士の休息」”Family”のあらすじ
ボーグとの戦闘でダメージを受けたエンタープライズはオーバーホールを行っていた。
久々に時間の余裕が出来たことで、クルー達もそれぞれの時間を過ごす。
ピカードはフランスの故郷にある兄ロベールの農園を訪ねる。実に20年ぶりの帰郷だった。久々の再会でも兄とのわだかまりは消えぬままだったが、兄の妻マリーや甥のレネは温かく迎えてくれる。
ウォーフの元には育ての親のセルゲイ夫妻が訪ねてくる。ウォーフは人間的な家族愛に居心地の悪さを感じながらも、両親の深い愛情に心から感謝する。
ビバリーは夫ジャックの遺品を整理する。死んだ父の残したメッセージを見たウェスリーは、父親がどれほど自分を愛していたかを実感する。
友人のルイスからの誘いで、エンタープライズを降りる選択肢もあることに気づくピカードだったが、そんなピカードを兄は挑発し殴り合いの喧嘩になってしまう。だがそのおかげでピカードは自分を取り戻す。
レネはいつの日か自分も宇宙を旅することを夢見て、星空を見上げるのだった。
補足情報や感想など
- このエピローグまで含めて、ようやく今回のボーグ襲来編は完結です。むしろ今回の話が一番重要なのです
- ピカード一族のワイン農園が初登場。後々まで(スタートレック:ピカードに到るまで)この設定は生かされます
- 心情的に重めの話ですが、その中でウォーフがコメディリリーフを担当しているのが楽しいです。コメディ調でありつつ、しんみりとさせるのもまた良いのです
- ピカードの甥のレネがすごく良い子でとても微笑ましいです。この子を○してしまった劇場版「ジェネレーションズ」のスタッフには猛省して頂きたい(つーかジェネレーションズには他にも色々と問題点が……)
- 殴り合いの末、本音を吐き出して泣き崩れるピカードにもらい泣きすること請け合いです。名シーンです
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TOSはほぼ未見で、TNGを現在、観進めているのですが、ドラマ内でほとんど涙を流すシーンというのが無いように思います。
泣きそうな表情のシーンはいくつかあるのですが。(トロイが孕った光の子を亡くした時などは泣いてたかも…)
そんな中で突然出てきた(泥だらけで分かりませんが、、恐らく)泣くシーンで、しかもピカード艦長がその役になるとは驚きでした。
兄に、家族にだからこそ見せられる弱気な部分…、非常に興味深い回でした。