宇宙大作戦:S3第10話「キロナイドの魔力」あらすじや感想など
シーズン3 第10話(通算65話)「キロナイドの魔力」”Plato’s Stepchildren”のあらすじ
救難信号を受けて未知の惑星へやって来たカーク達。
ここに住むプラトン人は元々は大昔に滅んだサンダラ星の種族だったが、一時期地球に移住しギリシャ文明の衰退後にこの星に移ったのだという。プラトン人の名は哲学者プラトンを崇拝してのものだった。
彼らの年齢は2000歳を超えており、強力な超能力を持っていた。
だが王のペルモンは病気で苦しんでおり、そのために超能力が暴走して周囲に危険が及んでいた。エンタープライズすらその影響で航行出来なくなるほどの強力な力だった。
しかしマッコイの治療で王は無事回復する。
この星で唯一超能力を持たない人間であるアレキサンダーは、カーク達に早くこの星を立ち去るよう忠告する。しかしプラトン人はこの世界のことを秘密にしようとしており、エンタープライズを解放する気は無かった。
彼らの超能力に翻弄されるカーク達だったが、スポックとマッコイは超能力の原因はこの星の食物に含まれるキロナイドという物質だと突き止める。そして王の2倍の量のキロナイドをカークとスポックに注射する。
超能力に目覚めたカークは王の力を打ち破り、アレキサンダーを連れて惑星を去るのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第65話にあたるエピソードです
- 大昔に地球に住んでいたプラトンかぶれの一族というわりには、プラトンの思想には全然従っていませんね。
- 超能力で操られてダンスを始めたり動物のマネをしたりするカークとスポックがシュールすぎました。さらにスポックは歌声も披露するという大サービスです
- プラトン人の性格が悪すぎて実にムカつきます。もしジェインウェイ艦長かジョージャウ皇帝だったら間違いなく星ごと全滅させていることでしょう
- アレキサンダーがとてもイイ奴で、このお話の救いになるキャラクターでした
目次ページはこちら