宇宙大作戦:S2第25話「もう一つの地球」あらすじや感想など
シーズン2 第25話(通算54話)「もう一つの地球」”Bread and Circuses”のあらすじ
エンタープライズは調査船SSビーグル号の破片を発見する。ビーグル号の船長メリックはアカデミーでカークの同期だった。
生存者捜索のため892星系の第4惑星を訪れる。そこは地球にそっくりの惑星だったが、古代ローマ帝国のような奴隷制の文化をもっていた。
上陸したカーク達は逃亡奴隷達と接触する。彼らはローマとは異なる太陽信仰を持っていたため、奴隷にされたという。
どうやらメリックはローマ市長に収まり圧政を敷いているらしい。
街に侵入しようとして捕らえられたカーク達はメリックと再会する。
メリックはクローディウス総督とともにこの街を支配していた。彼らはカークを服従させようとするが、頑として従わないため処刑されそうになる。
チャーリーはエンタープライズからの操作で街を停電させる。カークはその隙に逃げ出すが、スポックやマッコイ共々取り囲まれてしまう。絶体絶命の彼らだったが、メリックがエンタープライズに通信を送ったおかげで転送により難を逃れる。
ウフーラの分析でこの星にも人類愛の精神が生まれつつあることを知ったカークは、この星の未来に希望を抱くのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第44話にあたるエピソードです
- この星ではローマ帝国が没落せずに2000年間支配を続けているという設定です。異なる歴史を歩んだ地球を訪れるというのもTOSの一つのパターンですね。
- 今回スポックとマッコイは闘技場で戦わされたりしますが、そんな時でもいつもの漫才を繰り広げるのがおかしいですね
- メリックは結局死んでしまいましたが、他にも生き残ってるビークル号の乗員はいたはずです。せめてその人達を助けてやれよと思うのですが、そういったことは一切せずにエンタープライズは去ってしまいます(えー
- 奴隷達の信仰していたのが実はキリスト教だったというのがこの話のミソなんですが、この辺の感覚は我々日本人にはちょっと分かりにくいところでしたねぇ
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