宇宙大作戦:S1第2話「セイサス星から来た少年」あらすじや感想など
シーズン1 第2話「セイサス星から来た少年」”Charlie X”のあらすじ
科学調査船アンタレス号からエバンスという少年がやってくる。彼は14年前に起きた輸送船事故の生き残りで当時は3歳だった。
彼は遭難後セイサス星で一人で生き延びアンタレス号に救助されたのだが、エンタープライズが彼の親類の居る星へ行くというので同乗することになったのだ。
だがアンタレス号のレイマート船長は少年をカークに押しつけるようにすると、そそくさと船へ返ってしまう。
エバンス少年は皆に好かれたいと思っていたが、14年間人間社会から離れていたため他人との距離感や礼儀が分からず戸惑っていた。
一方、アンタレス号から緊急通信が入り、その直後にアンタレス号の破壊が確認される。また船内でも不可思議な現象が立て続けに起こる。
カークは父親のように少年に接するが、レクリエーションで行った柔道の練習中にエバンスの超能力でクルー1名が消されてしまう。
やがてエバンスは圧倒的な超能力で身勝手な振る舞いを始め、船を乗っ取ってしまう。アンタレス号の破壊も彼の仕業だったのだ。
カークは彼の超能力に過大な負荷を掛けてその隙に捕らえようとするが失敗する。その時セイサス人の宇宙船が現れる。
滅亡したと思われていたセイサス人は精神体として生きており、エバンスが生きるために超能力を教えたのも彼らだった。
エバンスはセイサス星へ戻ることを拒否するが、セイサス人は彼を捕らえ、超能力で消された人々を元に戻すと去って行った。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第8話にあたるエピソードです
- レクリエーションのシーンでは明らかに柔道の技をやっているのですが変な棍棒を振り回したりもしていて、当時の制作者の妙ちくりんな日本感が垣間見えます
- 消された人たちは戻ってきますが、アンタレス号は大破したのでそのままです。セイサス人もっと早く助けに来てくれよ・・・・・・
- TOSには後の”Q”の原型的なキャラクターがいくつか登場しますが、この少年もその一つと言われています
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