スタートレック・ヴォイジャー:S7第4話「狙われたマキ」あらすじや感想など
シーズン7 第4話(通算150話)「狙われたマキ」”Repression”のあらすじ
ベイジョー人クルーのテイバーが昏睡状態で発見された。
調査の結果何者かに襲われたことが判明する。
犯人を突き止めるべくトゥヴォックが捜査を開始するが、さらに機関部員のヨサが襲われ、トゥヴォックが第1容疑者と睨んでいたジョーも昏睡状態で見つかる。
被害者の共通点は全員が元マキということだった。やがてベラナやチャコティまで被害者となってしまう。
昏睡した被害者達は徐々に目を覚ますものの、襲われた際の記憶は失っていた。
一方でトゥヴォックは体調に異常を感じ始める。
瞑想で落ち着こうとした彼は謎の男の幻覚を見始め、犯人が自分であることに気づく。
数日前に届いた息子からの手紙に仕掛けがされており、トゥヴォックはマインドコントロールされていたのだ。
幻覚の男はベイジョー人ヴェデクで元マキのティーロ・アネイディスだと判明した。彼は催眠技術に長けており、マキによる反乱をヴォイジャーに起こそうとしていた。
だが気付いたときには既に遅く、昏睡被害に遭った元マキ達は特定のキーワードを切っ掛けに行動を開始してヴォイジャーを乗っ取ってしまう。
もはや大勢は決したかと思われたが、ジェインウエイの言葉で自分を取り戻したトゥヴォックのおかげで逆転、反乱は収束する。
ジェインウエイは、論理よりも直感に従ったというトゥヴォックの行動を評価するのだった。
補足情報や感想など
- 久々というか今更というか、マキがらみのエピソードです。預言者なんて単語が出てくるのはDS9以来ですね
- ボリア人クルーのチェルはシーズン1第16話「バイオ神経回路」以来の超久々2度目の登場、ゴルワットに到っては第1話以来の再登場です。よくこんな懐かしのクルーを復活させたものです
- トム達が見ていた映画はこちら
- ヴェデクというのはベイジョーにおける高位の宗教指導者達の称号です。DS9見てないと分からないですね
- トゥヴォックが犯人なのは割と序盤で予想出来ます。それを前半で早々にバラして、推理もののストーリーからトゥヴォックの内面の話へとスライドし、さらにマキの反乱へと繋げる構成はなかなか凝ってます
- ただネタとしては面白いのですが、やや詰め込みすぎな上に解決があっさり過ぎて練り込み不足な仕上がりなのが残念なんですよねぇ。ラストの映画館のシーンとかは良い感じなのですが
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