スタートレック・ヴォイジャー:S7第17話「人間改造惑星クアラ・後編」あらすじや感想など
シーズン7 第17話(通算163話)「人間改造惑星クアラ・後編」”Workforce, Part II”のあらすじ
なんとか追っ手を逃れたチャコティだったが、ヴォイジャーはクアラの艦隊に追われて撤退を余儀なくされ、チャコティは取り残される。
ヴォイジャーは月のクレーターに隠れて修理を進め、ドクターは取り返したベラナを治療していく。しかし記憶を取り戻すのは困難で時間のかかる作業だった。
一方ジェインウエイはジャフェンとの結婚を決め、新しい人生を始めようとしていた。
怪我をしたチャコティはジェインウエイと接触するが、彼女はチャコティを信じようとしない。正体を明かし事情を説明するものの、ジャフェンの通報により捕らえられてしまう。
そのころ記憶を取り戻しつつあったセブンは医療局に秘密があると考え、ラヴォック医師に出合う。ラヴォック医師もこの医療局のドクター、カダンの言動に疑いを持っていた。ジェインウエイも自分の記憶に疑問を持ち、行動を開始する。
実はカダンは捜査局や保健省とグルになり、さらってきた人々の記憶を操作し労働者につかせることで利益を上げていたのだ。
ヴォイジャーはカダンが仕掛けた罠にかかり窮地におちいるが、ハリーの機転によって敵を撃破。そしてジェインウエイ達が惑星のメイン電源を落としたことで全員の転送収用に成功する。
ドクターの治療でクルー達は全員記憶を取り戻した。
カダンの悪事は公のものとなり、クアラ政府はその他大勢の誘拐被害者についても送還を約束する。
ジェインウエイはジャフェンを愛する気持ちに変わりは無かったが、それを振り切り最後の抱擁を交わす。
あり得たかもしれない別の人生に別れを告げた艦長は、再び故郷へと進路を指示するのだった。
補足情報や感想など
- 前半の時点ではどうやって話に収拾つけるのか予想が難しかったのですが、最後の方に来て急激に話がまとまりました
- クアラ政府全体が仕組んでいた誘拐なのかと思いきや、カダンを中心とした一味の悪事と言うことに落ち着くので、少々スケールダウンした印象はあります
- 設定とかシチュエーションとか、ハッキリ言って練り込み不足なところが多く、ストーリーもとっ散らかったエピソードなのですが、ジェインウエイに焦点を当てた話とみれば割と納得がいくように思います
- 別れのシーンから最後のブリッジのシーンにかけてのケイト・マルグルーさんの演技がいいですね。これのおかげで最後にお話が引き締まったと思います
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