スタートレック・ヴォイジャー:S6第7話「亜空間制圧戦争」あらすじや感想など
シーズン6 第7話(通算127話)「亜空間制圧戦争」”Dragon’s Teeth”のあらすじ
ヴォイジャーは亜空間の通路に迷い込んでしまった。
中で出合ったトゥレイ人のおかげで脱出に成功するが、その通路を利用すれば旅をかなり短縮できることが分かり、ジェインウエイは通路の使用許可を求める。
しかしトゥレイ人との交渉は決裂し、追われたヴォイジャーは無人の惑星に身を隠す。
その惑星は高度の放射線に汚染されており、892年前に戦争で文明が滅んだものと判明する。
だが廃墟の中に生命反応を見つけ、上陸班が救助に向かうことになった。
休眠カプセルの中から救助した男性はヴァードワー人のゲドリンといった。他にも稼働中の休眠カプセルが数多く存在していた。
本当は5年で目覚めるはずが900年も経過していたことにゲドリンは驚く。
ゲドリンによると亜空間通路は彼らヴァードワー人が作った物であり、その所有権を巡って戦争になったという。トゥレイ人はその頃からの仇敵なのだ。
ジェインウエイはヴァードワー人と協力し、トゥレイ人からの攻撃を避けつつ生存者達を移住させる計画を立てる。見返りに亜空間通路の地図を貰えばヴォイジャーも1000光年ほど旅を短縮できる。
だが友好的と思われたヴァードワー人は、本当は攻撃的な侵略種族だったことが分かってくる。
ジェインウエイはヴァードワー人に疑いを持つが、それに気付いたヴァードワー人達はヴォイジャーに攻撃を仕掛けてくる。ヴォイジャーを乗っ取って自分たちの戦力にしようというのだ。
窮地に陥ったジェインウエイはトゥレイ人に協力を求め、その結果トゥレイ人とヴァードワー人との間で戦闘が始まる。
なんとか惑星を脱出したヴォイジャーは、大急ぎでワープし逃げ延びるのだった。
補足情報や感想など
- 話の都合とは言え、最初にトゥレイ人との交渉に失敗して逃げる羽目になったのはジェインウエイが全く融通をきかさなかったせいでは。データくらい消させてやれよ……
- ボーグは900年前には既に存在していたそうです
- タラクシアの民話からヴァードワー人の正体が分かってくるという展開は面白かったです。こういう謎解きは好き
- 同族を裏切ってまで協力してくれたゲドリンの心情は今ひとつ描写不足ですね
- トゥヴォックはどのタイミングでヴォイジャーに戻ったんだろう……?
- これって2種族間の戦争の引き金を引いた結果、スタコラサッサと逃げ出しただけなのでは……
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