スタートレック・ヴォイジャー:S4第15話「宇宙の闇に棲む狩人」あらすじや感想など
シーズン4 第15話(通算83話)「宇宙の闇に棲む狩人」”Hunters”のあらすじ
異星人の中継ネットワークを利用して艦隊本部からの通信が届き始める。通信状態は良好とは言えなかったが、艦隊との連絡手段が出来たことでクルー達には笑顔が増えていた。
だがその結果、中継ステーションの所有権を主張する異星人、ヒロージェンに目を付けられてしまった。
艦隊からのメッセージは地球の家族からの手紙だった。
だが知らせは良いものばかりではなく、また手紙が来ない者もいて、クルー達には微妙な温度差が生じていた。
中継ステーションの密閉フィールドを安定させるためシャトルで作業に出たセブンとトゥヴォックは、ヒロージェンの襲撃を受けて捕まってしまう。
交渉を試みるジェインウェイだったが、ヒロージェンは対決姿勢を崩さない。
ジェインウェイは中継ステーションの動力源であるブラックホールを利用してヒロージェン艦を撃退しようとするが、無謀な攻撃を仕掛けたヒロージェンのためにステーションは破壊されてしまう。
ヒロージェン艦はむき出しになったブラックホールに飲み込まれ、セブンとトゥヴォックはかろうじて転送で救出したものの、この衝撃でネットワークは使用できなくなってしまった。
ダウンロードの間に合わなかった多くのメッセージデータが失われ、折角の通信手段も壊れてしまったことはクルーを落胆させた。
そのうえ新しい敵にも目を付けられ、相変わらず前途は多難であったが、クルー達は気持ちも新たに地球を目指すのだった。
補足情報や感想など
- いわゆるヒロージェン編に突入です
- たぶん制作スタッフはプレデターが大好きだと思います(苦笑)
- バルカン人としての体裁を保ちながらも、結局手紙が気になるトゥヴォックの人間くささが良いですね
- キムとトム、それぞれの両親との関係の違いが対照的です
- マキの壊滅がやっとヴォイジャーにも伝わりました
- 案の定、通信ネットワークは使えなくなってしまいましたね。この辺はお話の都合というところでしょう
- 今回はクルーそれぞれの人間模様を静かに描いていて、なかなか味わい深い好エピソードだったと思います
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